こころ・睡眠

健康な生活を送るには、からだとともにこころが元気であることが欠かせません。
ストレスに気づき、自分に合った方法でストレスに対処し、うまく付き合っていくことや、
辛いときには一人で抱え込まずに、周囲に相談することが大切です。

例えば…こんなこと、ありませんか?

例えば…こんなこと、ありませんか?:イラストPC版 例えば…こんなこと、ありませんか?:イラストSP版

健康づくりのためのポイント

こころが健康な状態とは、こころの病気にかかっていないだけではなく、その人らしい生き生きとしたこころの状態が保たれ、個人生活はもちろん、家庭生活、社会生活を送ることができる状態です。また、こころとからだの健康を保つには、より良い睡眠が欠かせません。
 こころとからだを元気に過ごすためのコツをご紹介します。

あなたに合った方法でストレスと上手に付き合おう

こころの健康を保つためには、「ストレス」をよく知り、早めに気付き、うまく付き合うためのライフスタイルを身につけることが大切です。

ストレスとは何か?正しく理解しよう

ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことです。
ストレスと聞くと、嫌なことや辛いことを連想するかもしれません。
実は、進学や就職といった喜ばしい出来事もストレスの原因になります。

ストレスを招くさまざまな要因
ストレスを招くさまざまな要因:イメージPC版 ストレスを招くさまざまな要因:イメージSP版
自分に合ったストレス対処法を見つけよう

ストレスとうまく付き合い、ため込まないためにはいくつかのポイントがあります。
日々の行動、睡眠、余暇の過ごし方、考え方や意識のもち方、周囲とのつながりなど、
ポイントを知って、日々の生活に生かしましょう。

例えば…
  • 決まった時間に起きて、朝日を浴びよう
  • うまくいかない部分にとらわれ過ぎず、柔軟な思考を持とう
  • 何もしない時間を作ってみよう
  • 好きなおやつを食べて一息つこう
  • 仲間と一緒に趣味や運動を楽しもう
  • オンラインも活用して、コミュニケーションをとろう

「とうきょう健康ステーション」では、ほかにも様々なストレス対処法を紹介しています。自分に合った方法を探してみてください。

十分な質の良い睡眠をとろう

日々のストレスをため込まず、疲れを早めにとるうえで睡眠は重要です。睡眠不足は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響するので、十分な質の良い睡眠をとることが特に大切です。

「快眠のコツ」を試してみよう

ヒトは人生で25万時間を寝て過ごします。
こころとからだの大切な充電時間“睡眠”を見直してみませんか?

例えば…
  • 休日の寝坊は控えめに。
  • 起きたらまず、カーテン全開で太陽光を浴びよう。
  • 朝食で1日のスイッチを「ON」!1日3食、なるべく決まった時間に。
  • 寝る前にテレビやスマートフォンを見る習慣を見直して。

このほかにも、「とうきょう健康ステーション」では、日中に実践できる「快眠のコツ」を紹介しています。
自身の生活習慣を振り返り、出来そうなことから試してみましょう。

こころの不調を感じたら相談しよう

自分でできるストレス対処法を実践したり、家族や友人などに話を聞いてもらっても、気持ちが落ち込む、何をするのもおっくう、眠れないといった症状が続く場合は、一人で抱え込まず、医師やカウンセラーなど専門家の力を借りましょう。

「心身の不調を示すサイン」に気を付けよう

ストレスには早めの対処が大切です。ストレスによる心身の不調を示すサインは人それぞれ異なりますが、
自分にとってのサインを知っておき、見逃さないようにしましょう。

こころやからだに現れる様々な不調のサイン
こころ
  • 気分が沈む、ゆううつ
  • 眠れない(寝つけない、何度も目が覚める)
  • 怒りっぽくなる
  • 理由もなく不安になる
  • 気持ちが落ち着かない
  • イライラする

など

からだ
  • お腹が痛くなる
  • 下痢または便秘が続く
  • 胸がドキドキする
  • 疲れがとれない
  • だるい
  • 何も食べたくない、食べてもおいしくない

など

「とうきょう健康ステーション」では、不調のサインが現れた時に、相談できる窓口を紹介しています。

東京都の普及啓発媒体のご案内

東京都では、都民の皆様のこころの健康や良い睡眠のため、以下の普及啓発媒体を作成しています。
 都内各自治体の健康づくりご担当者様や、企業・保険者のご担当者様も、ぜひご活用ください。

外部リンク