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デイケアのステージとプログラム

ステージについて

デイケアには、通所を開始する時に入る「導入ステージ」と、通所が安定してデイケアに慣れてきたら移行する「集団ステージ」という二つのステージがあります。

導入ステージ

通所を開始した利用者が安心して参加できる場として、個々に応じた通所リズムの獲得を目指します。また、手工芸を通して自分自身の能力や特性を知ることで、達成感や自信を得ることにつながります。集団ステージへ移行する前に、個人作業の小グループやグループ活動の体験参加をして、集団活動に慣れることを目指します。
主に個人作業に参加しますが、他のプログラムに体験参加することもできます。

集団ステージ

プログラムの体験・他の利用者や職員との交流を通して、自分の特性や課題について知ることを目指します。集団ステージにどのくらいの期間参加するか、どんな目標かゴールにするかは、人それぞれです。自分の特性や課題をふまえて、自分に合ったプログラムを選択・活用して体験を積み重ねて自信につなげていきます。
集団ステージに移行した後は、すべてのプログラムから選択して参加することができます。ただし、条件により参加できないプログラムもあります。

週間プログラム予定表について

デイケアには週間予定表に記載しているような各種プログラムがあります。担当スタッフと相談して、参加の計画を立てたり変更したりします。自分の目的に沿っているか?無理はないか?等を確認しながら進めていきます。

デイケア週間プログラム
※導入ステージでは、参加できるプログラムに制限があります。

午前は9時30分から12時30分まで、午後は1時30分から4時30分までです。
※プログラムは行事や事業所見学及び学習会等を実施するために変更する場合があります。最新の予定 はこちら(今月のデイケアプログラム)を参照してください。

各プログラムの概略

個人作業

導入ステージの方は個人作業を中心に参加していただきます。主体的に手工芸を行うことで、自信や自己効力感を得ることを目指します。
また、個人で取り組む時間を持ち、病状や体調の維持や立て直し等を行います。(集団ステージに移行した方も、参加は可能です。)

グループ活動

プログラムの活動自体を「楽しむ」ことを体験します。創作活動・散歩・文化系・トーク・ゲーム・各種イベント・軽運動等の活動を行います。また、プログラムの内容や運営方法に携わる体験を通して自己肯定感を高める機会にもなります。

グループ活動の内容
トーク系 テーマトーク、何でも紹介、〇〇茶話会など
ゲーム系 レクリエーション、コミュニケーションゲーム、室内ゲームなど
文化系 音楽鑑賞、カラオケ、書道、写経、DVD鑑賞、調理実習など
創作系 季節の創作活動、コラージュなど
イベント系 動物と触れ合おう、ヨーガ療法、サマーパーティ、盆踊り、ハロウィン、Xmas、新年会、節分、ひな祭りなど
外出・軽い運動系 図書館へ行こう、散歩、卓球、ボッチャ、ペットボトルボーリングなど

模擬喫茶

喫茶の活動を通して、社会適応力の向上を図ります。具体的な作業を通して自己理解を深め、自分に合った進路選択に活かしたり、苦手なことへの対処法を考えます。

パンとお菓子

パンやお菓子作りを楽しみながら、共同作業を通してルールやマナー、協調性等、対人関係の向上も図っていきます。

講座(ともマナ:「仲間(とも)と一緒(とも)に学ぶ」から名前を付けています。)

病気や症状への対処、安定した生活の維持、就労に向けての準備等について、講義を通して学んでいきます。

パソコン研修

講師の指導を受けながら、それぞれの習熟レベルに合わせた課題に取り組み、スキルアップを目指します。

SST(エスエスティー) :社会生活スキルトレーニング

SST=Social(ソーシャル) Skills(スキルズ) Training(トレーニング)

ロールプレイを通して、社会生活を送る上でのルール・マナー・協調性等、対人関係場面で必要とされるスキルの向上を目指します。

アート

創作活動を通して、興味・関心を引き出し、自己表現の力を高め、創造の喜びを得ることを目指します。

音楽広場

音楽と触れあうことで、情操面の安らぎや表現の喜びを得ることを目指します。

エンジョイスポーツ

体力の維持・向上、スポーツの楽しさを体験します。ルールを守ることの大切さを学び、チームワークの意義等を体験します。

アクティブスポーツ

各種のスポーツやゲームを通して、楽しみながら技能の向上を目指すとともに、自己達成感へ繋げていきます。

多摩総CES(セス):発達障害者向けコミュニケーションプログラム

CES=Communication(コミュニケーション) Enhancement(エンハンスメント) Session(セッション)

主に発達障害の利用者を対象に、コミュニケーションを中心とした社会技能を学びます。自己理解や特性理解、対人関係能力、コミュニケーションスキルの改善と日常生活での応用を目指します。

その他イベント

所外活動・バスハイク

年に数回、一日や半日の外出を行っています。バスハイクは年1回です。行先は原則としてメンバーから募集して決めています。

OB・OG学習会

年に1回、デイケアを終了された方から終了後の様子や進路先の情報等を教わることで、自分の進路について考える機会になります。

年末イベント

12月に楽しい行事を考えて実施しています。

社会資源見学

年に数回、地域の事業所等を見学します。進路先についての具体的なイメージを持てる機会になります。

家族学習・懇談会

年に数回、ご家族のみが参加できる形で行っています。学習会や社会資源見学等に参加することで、知識や情報を得る機会になります。

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お問い合わせ

このページの担当は 多摩総合精神保健福祉センター 生活訓練科 です。

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