病棟の紹介（生活病棟）

利用者さんのADLや医療ケア度により、病棟がわかれています。

女性の生活病棟で、年齢は42歳から83歳、平均64.6歳です。利用者さんは発語・うなずき・パソコン・文字盤など様々な方法で意思を表出できます。病室にはいつも素敵な音楽が流れ、利用者さんの笑顔と職員との会話があふれています。好きなアーティストや食べ物の話、買い物なども一緒に楽しみます。体調管理は看護師が努め、療育活動では福祉職が中心となり、趣向に合わせたグループ活動やゲーム・季節飾りの制作等を実施し、安全で潤いある生活を支援しています。

病棟ベランダ脇の院内遊歩道で、温かな陽射しの中、お散歩をしながら女子トーク！

言葉、頷き、手を挙げる、アイコンタクト、パソコン、文字盤など何らかのコミュニケーションツールを活用できる利用者さんがいます。スポーツ、映画鑑賞、娯楽ゲームを皆で行い、喜怒哀楽を共有し仲間意識を高める療育活動を行っています。職員は、利用者さんのニーズに合わせたケアを提供し、楽しい療育生活を大切するによう、多職種協働で取り組んでいます。

利用者さんの好きな本を読んで楽しんで頂いています。

手をつないでの歩行、膝立ち歩き、四つ這い、いざり移動、転がっての移動など、身体を動かすことが得意な利用者さんが多くいます。

発声される方も多く、呼吸訓練を兼ねておもちゃのラッパを毎日吹く利用者さんの温かいラッパの音色と発声とが相まって、賑やかです。

看護師と福祉職が協力して、利用者さんの楽しい生活づくりのため日々頑張っています。

利用者さんの吹くラッパの音色に、スタッフも癒されています！

病棟のベランダで、福祉職員が奏でるギターの音色をうっとりと聴いています。看護師は利用者さんの体調を確認しながら、活動が充実するよう連携しています。

利用者さん一人ひとりの個別性を大切に看護師と福祉職が協働して生活援助、療育活動を行っています。利用者さんは平均年齢が60歳となり運動機能が低下してきており、できる能力を維持する取り組み等計画を立てて取り組んでいます。2B病棟は別名わかば弐番地と言います。その名の通り、南側の窓からの景色は、木々の葉っぱに光がキラキラ反射して1枚の絵のようで、彩ある生活空間の一端を担っています。

緑豊かなベランダ近くのデイルームで利用者さんとノンバーバルコミュニケーション

移乗介助は、リフトを使用したノーリフティングケアの推進に取り組んでいます