東京都児童相談所お仕事紹介サイト
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東京都児童相談所で働く職員とは?
PEOPLE

職員紹介

児童心理司
さん(主任)
  • 東京都の児童心理司だからこそ経験できることは何ですか?
    東京都の児童心理司は多くの役割が求められています。子どもの面接はもちろんですが、保護者への対応、関係機関との連携、会議への出席、家庭訪問などがあります。子どもについても心理判定だけではなくセラピーやケアもありますし、個別面接だけではなくグループ活動もあります。こんなに心理として様々な経験が積めるのは東京都の児童心理司ならではだと思います。
  • 児童心理司として働く上で、大切にしていることは何ですか?
    児童相談所の業務は多岐にわたり、保護者のみならず学校や病院、保健所など様々な関係機関との連携が欠かせませんが、その中で常に忘れないようにしているのは「子どもの最善の利益」という原則です。日々の業務の中で迷うことや悩むことも多いですが、児童心理司として「子どものため」という原則に立ち返るようにしています。
     心理職としては「専門性の向上」を心掛けています。東京都では研修も充実しているので、フォローアップの研修などに参加することで他所の実践報告等に感銘を受けることも多く、参考にしたりしています。その他に民間でも興味深いテーマの研修や学会にも参加し、知識をアップデートできるようにしています。
  • 仕事とプライベートをどのように両立させていますか?
    プライベートでは4人の子育てに日々奮闘しています。東京都は妊娠から出産、子育て中の福利厚生制度が充実しており、職場の雰囲気も子育てに温かく、育児をしていても働きやすい職場だと思います。子育ての先輩も多く、親身になっていただいています。その中で心掛けているのは「ONとOFFの切替」です。職場を退勤したら夕飯の献立や子どもと遊ぶことを考えて切り替えるようにしています。長い残業は出来ないので、勤務中は優先順位をつけて効率的に業務をこなせるようにしています。

一日のスケジュール

  • 9:30
    始業
    メールチェック等事務作業
  • 10:00
    保護者面接
    担当福祉司に同席
  • 11:00
    面接記録作成等事務作業
  • 12:00
    昼休み
  • 13:00
    所内協議に出席
  • 13:30
    出張
    一時保護所で担当児童と心理面接
  • 16:00
    心理面接
    通所児童と心理ケア実施
  • 17:00
    面接記録作成等事務作業後、終業