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結核について(よくある質問)

患者さんに関すること

Q1:自分が結核と診断された場合、どうしたらいいでしょうか?

医師の説明をよく理解し、守るように心がけましょう。医療機関からの届出に基づいて、患者さんやご家族の方にご連絡をいたします。心配なことがありましたら、いつでも保健所へご連絡ください。
 

Q2:必ず入院しなければいけませんか?

周囲の人に感染させる可能性がある場合は、感染症法に基づき周囲への感染の恐れがなくなるまでは入院となります。ただし、周囲への感染の恐れがない場合は、通院治療ができます。
 

Q3.治療費用について助成制度はありますか?

結核治療については、感染症法による公費負担制度があります。

詳細については、結核医療費助成について(医療費公費負担制度)(東京都保健医療局)をご覧ください。
 

接触された方に関すること

Q1:患者さんが使用していた食器や布団など自宅の消毒は必要ですか?

消毒は不要です。食器など物を介して感染(接触感染)することは決してありません。結核を発病して排菌している人が咳やくしゃみをしたときに、結核菌を含んだしぶきが空気中に漂い、吸い込むことで感染します。このしぶきの中の結核菌は紫外線に弱く、早く体内に吸い込まれないと日光の中の紫外線に殺されてしまいます。
 

Q2:同居家族が結核と診断されました。自分は仕事に行っても大丈夫でしょうか。

接触者健診の対象者か否かを問わず、結核患者さんと接触された方々については制限がかかりませんので、通常通りの生活で構いません。

なお、2週間以上続く咳、痰、微熱など、風邪のような症状が長く続くようであれば、受診をしましょう。
 

Q3:結核患者さんと接触がありました。感染が広がるのではないか心配です。すぐに検査を受けたほうがいいでしょうか。

あわてる必要はありません。

結核菌の潜伏期間は、長いのですぐ発病することはありません。

結核患者さんが、どの程度の感染性があったか、また患者さんとの接触状況や時期などを確認したうえで、接触者健診を受ける時期・内容を保健所からお伝えします。

通常、最終接触から2~3か月後以降に行うことが多いです。

検査内容については、 結核患者さんと接触のあった方へ をご覧ください。
 

Q4:職場の従業員が結核と診断されました。全員、健診を受けなければなりませんか。

患者さんの病状や接触状況等から必要に応じて職場への聞き取りや調査を行い、健診が必要と保健所が判断した場合には、接触者健診を行います。しかし、接触された方全員が健診の対象となるとは限りません。対象者には保健所から連絡をいたします。感染拡大を防ぐために必要な健診になりますのでご協力をお願いいたします。
 

Q5:入院している会社の同僚が近々退院します。職場に戻ってきますが、一緒に仕事しても大丈夫でしょうか?

職場に戻ってくる時には、他の人へ感染力はありませんので、全く問題ありません。

正しい知識を持ち、これまで通り患者さんを温かく迎えましょう。
 

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お問い合わせ

このページの担当は 多摩小平保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。

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