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調査結果の主なポイント

 「社会参加に関する障害者等の意識調査」の調査結果の主なポイントは以下のとおりです。

1 スポーツや文化、芸術活動等に関する障害者等のニーズと障害者参加等に関する企業の課題

障害者等が求める必要な支援は、「適切な指導者」「一緒に行う仲間」が多い。    

スポーツや文化、芸術活動を行う企業は多いものの、参加する障害者が少ない、障害者への周知方法や配慮の方法が分からないとする企業も多い。

【障害者等の回答】
スポーツや運動を行う際に必要な支援(上位3位まで)
「適切な指導者」25.5%、「一緒に行う仲間」19.5%、「特にない」16.7%
※ 障害種別では、知的障害者は「障害にあわせたプログラムの充実」(21.5%)、精神障害者は「施設の利
  用料減免」(22.0%)も上位

文化、芸術活動をする上で必要な支援(上位3位まで)
「特にない」19.5%、「適切な指導者」16.8%、「施設の利用料減免」16.3%
※ 障害種別では、身体障害者は「文化、芸術活動を行う施設のバリアフリー化」(19.3%)、「交通機関や
  まちのバリアフリー化」(18.3%)、知的障害者は「障害にあわせたプログラムの充実」(21.3%)、
  「活動の場までの送迎」(19.6%)、精神障害者は「活動できる場の充実」(18.7%)、「一緒に行う仲
  間」 (18.3%)も上位

【企業の回答】
障害者を主な対象やテーマとしたイベント等の実施状況
障害者を主な対象やテーマとしたイベントやプログラムを「実施している」企業が51.9%

障害者を主な対象やテーマとしたイベント等の実施の課題(上位5位まで)
「参加する障害者が少ない」23.5%、「特にない」23.5%、「イベントやプログラムの効果的な周知方法がわからない」22.2%、「障害に配慮した運営が難しい」21.0%、「イベントやプログラムの内容が障害者のニーズに合っているかどうかわからない」19.8%

2 障害者等のボランティア活動参加の現状及び参加促進のために必要な支援

今までに何らかのボランティア活動に参加したことがある障害者等は約3割で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にボランティアとして参加を希望する障害者等は約1割。

障害者等がボランティア活動に参加する際に必要な支援として、情報提供の充実を求める意見が多い。

【障害者等の回答】
ボランティア活動をする上で必要な支援(上位3位まで)
「特にない」18.5%、「ボランティア活動に関する情報提供の充実」15.0%、「一緒に行う仲間」14.6%

3 コミュニケーション手段は障害種別により多様

障害者等が情報入手やコミュニケーションをとる上で必要な配慮として、「分かりやすく説明してくれる人」を求める意見が多い。

障害者等の通信手段としてファックスやメールを求める意見も多く、コミュニケーションをとる上で必要な配慮も障害種別により多様である。

【障害者等の回答】
情報入手やコミュニケーションをとる上で必要な配慮(上位3位まで)
「特にない」23.5%、「必要な情報をわかりやすく説明してくれる人がほしい」22.4%、「誰もが読みやすい文字などを使用してほしい」22.2%
※ 障害種別では、身体障害者のうち視覚障害者は「それぞれの障害者が情報入手できるようさまざまな媒体
 (音声、点字、テキストデータなど)で提供してほしい」(39.5%)、聴覚障害者は「問い合わせ先は電
  話番号だけでなく、ファックスやメールアドレスを載せてほしい」(32.3%)も上位。また、知的障害者
  は「わかりやすい文言・表現・絵文字(ピクトグラム)を使用してほしい」(25.7%)も上位。

お問い合わせ

このページの担当は 障害者施策推進部 企画課 社会参加推進担当(03-5320-4147) です。

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