緊急時対応(食物アレルギー)
最終更新日:令和4年1月26日 | 公開日:平成29年4月21日
即時型食物アレルギー症状発現時の症状とその対応
症状が出現した場合は、以下のフローチャート(緊急時対応マニュアル表紙)に沿って対応します。
症状は急激に変化することもありますので、症状が改善するまで、少なくとも5分おきに観察を続けます。
緊急時対応マニュアル
本マニュアルは、学校や保育園などの子供を対象とした施設向けに作成されたものですが、一般のご家庭においては、Aのページを除いてすべて参考になるものです。
緊急時に慌てていると、適切な判断や対応ができなくなることもあります。このマニュアルは、表紙のフローチャートに沿って対応すれば、適切な対応にたどりつくように構成されています。
マニュアル構成
- 表紙:表紙には、緊急時の対応手順の全体像が示されています。このフローチャートに沿って対応します。
- A:施設内での役割分担(施設向け)施設における役割分担を示しています。
- B:緊急性の判断と対応 症状の重症度、緊急性の高い症状の有無を判断をするときに使用します。
- C:エピペンの使い方
- D:救急要請のポイント
- E:心肺蘇生とAEDの手順
- F:症状チェックシート 症状を観察する時に使用します
- 緊急時に備えるために
- PDFダウンロード
- *全文ファイル(1.05MB)
*分割
表紙(152KB) / A(56KB) / B(84KB) / C(921KB) / D(100KB) / E(91KB) / F(69KB) / 緊急時に備えるために(430KB)
表紙
A. 役割分担
B. 緊急性の判断と対応
C. エピペンの使い方
D. 救急要請のポイント
E. 心肺蘇生とAEDの手順
F. 症状チェックシート
緊急時に備えるために

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原因食物に触れてしまった時の対応
緊急性の高い症状がない場合には、以下の対応を行います。
症状は急激に変化することがあるため、その後も目を離さずに症状を観察しましょう。
皮膚に原因食物がついたとき
かゆみ、赤み、じんましんが部分的に出る
- 対応(1) 原因物質がついた部分を洗い流しましょう
- 対応(2) 原因食物を触った手で眼をこすらないようにしましょう
眼に症状が現れたとき
かゆみ、充血、むくみが出る
- 対応(1) 流水で眼を洗いましょう
- 対応(2) 抗アレルギー薬、ステロイド点眼薬を携帯している場合は使用しましょう
原因食物を口に入れたとき
口やのどの違和感(かゆみ、痛い、気持ち悪い)
- 対応(1) 口から出して口をすすぎましょう
このページは東京都 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 環境情報担当が管理しています。