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お役立ちコラム④(スキンケア)

最終更新日:令和1年11月8日 | 公開日:令和1年11月8日

スキンケアでアレルギーが予防できるの?

医師イラスト

正常な皮膚は、外からの細菌や刺激物などが体の中に入るのを防ぐ働き(バリア機能)をしていますが、乳幼児の皮膚は刺激に弱くデリケートな状態です。皮膚が乾燥や湿疹で荒れていると、刺激物(ダニ、ほこり、カビ、汗、花粉、食べ物など)が皮膚の中にいる免疫細胞に取り込まれ、経皮感作※が起こることによって、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが発症する可能性があることがわかってきました。 アトピー性皮膚炎になりやすい乳幼児(家族にアレルギー疾患の方がいる、生まれつき乾燥しやすい体質など)は、保湿剤によるスキンケアを行うことをおすすめします。 乾燥や湿疹など皮膚の症状がある場合には、皮膚をよく泡立てた石鹸で丁寧に洗い、保湿剤を塗ってスキンケアを行いましょう。それでも改善しないときには、医療機関に相談しましょう。 具体的なスキンケア方法は以下を参考にしてください。

※感作:免疫の仕組みにより体内でIgE抗体が作られ、皮膚や粘膜にあるマスト細胞の表面にくっつき、ダニや花粉、食物などの抗原が再び入り込んでくるのを待っている状態。

このページは東京都 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 環境情報担当が管理しています。

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