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東京都認知症介護指導者について
東京都では、認知症介護の質の向上を図るため、介護保険施設・事業所の介護職等を対象に、東京都認知症介護研修を実施しておりますが、その講師は主に『東京都認知症介護指導者』と呼ばれる方々が担っています。
『認知症介護指導者』は、地域の認知症ケアの質の向上に向けた教育やアドバイスを行う人材です。認知症介護指導者になるには、認知症介護研究・研修東京センターが実施する「認知症介護指導者養成研修」を修了する必要があり、国の認知症施策推進大綱においても重要なものとして位置付けられています。
東京都認知症介護指導者とは
東京都では現在、約100名程度の東京都認知症介護指導者が、地域の認知症ケアの質の向上に取り組んでいます。
【認知症介護指導者の主な役割】
○東京都認知症介護研修及び地域における認知症ケアに関する研修の企画・立案や講師を務める。
○地域全体の認知症ケアの質の向上のための助言・指導等を行う。
○行政の認知症施策を理解し、認知症介護指導者として認知症施策に関与する。
○地域で認知症ケアの課題解決のために研究的な活動を展開し、成果を発信する。
一部の指導者は、東京都内の行政や介護事業所、一般企業等、地域の認知症関連施策について、相談にのったり、協力することもできます。
以下に東京都認知症介護指導者の名簿(※掲載の承認が取れた方のみ)や活動事例を掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
東京都認知症介護指導者名簿(※掲載の承認が取れた方のみ抜粋)
東京都認知症介護指導者の活動事例
【参考】認知症介護研究・研修東京センター
認知症介護指導者は、社会福祉法人浴風会 認知症介護研究・研修東京センターが養成しています。本センターのホームページでは、これまで養成された全国の認知症介護指導者のうち、公表の承認が取れた方の名簿等が掲載されています。
認知症介護研究・研修東京センターHP「DCnet(認知症介護情報ネットワーク)」(外部リンク)
東京都認知症介護指導者になるには
東京都認知症介護指導者になるには、認知症介護研究・研修東京センターが実施する認知症介護指導者養成研修を修了する必要があります。また、研修受講のためには東京都による選考を通過し、東京都知事の推薦を得る必要があります。
研修の募集は年に1回程度行っており、募集時期は、認知症介護研究・研修東京センターの研修実施時期によって変わります。募集状況は、以下からご確認ください。
東京都認知症介護指導者養成研修の募集
令和2年度及び令和3年度東京都認知症介護指導者養成研修につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により全ての回を中止とさせていただきました。
令和4年度東京都認知症介護指導者養成研修につきましては、新規募集を行わず、令和2年度受講決定者を推薦させていただきますので予めご了承ください。
- ※PDFによる入手が困難な場合は、高齢社会対策部在宅支援課認知症支援担当までお問い合わせください。