濃厚接触者の方へ
濃厚接触者の定義(参考)
保健所が濃厚接触者を決定する場合は、これらの定義を参考に総合的に判断します。
濃厚接触者とは、新型コロナウイルス感染症の患者と感染可能期間(※)において、患者が入院、宿泊療養又は自宅療養を開始するまでに接触した者のうち、次の範囲に該当する方のことを言います。
- 同居あるいは長時間の接触(車内・航空機内等を含む)
- 適切な感染防護なしに新型コロナウイルス感染症患者を診察、看護もしくは介護した
- 患者の痰や体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い
- 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と15分以上の接触があった(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断されます)
※感染可能期間とは
1. 患者が発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状(発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など)を呈した2日前から退院又は宿泊療養・自宅療養の解除の基準を満たすまでの期間
2. 無症状病原体保有者の感染可能期間は、陽性確定に係る検体採取日の2日前から退院又は宿泊療養・自宅療養の解除の基準を満たすまでの期間
(参考:国立感染症研究所の「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」(令和3年11月29日版) )
「濃厚接触者判断チェックリスト」(東京都福祉保健局)(PDF:1,013KB)
「新型コロナウイルス感染症の予防法」新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)(厚生労働省HPより) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
濃厚接触者の方への検査キットの配布については以下をご覧ください。
自宅に検査キットを配送してもらう方法 |
健康観察期間について
健康観察期間は、陽性者の感染可能期間内に陽性者と接触した最終日(最終接触日(注釈2))の翌日から5日間となります。
無症状の方で抗原定性検査キットにより2日目と3日目に自費検査を行い、陰性が確認された場合には3日目から待機解除とすることが可能になります。ただし、7日間が経過するまでは、自身による検温等による健康状態の確認、会食等を避けること、マスクの着用等、感染対策を続けてください。
(注釈2) 最終接触日の考え方
患者と生活を共にする家族や同居者の最終接触日 | 同居家族等の場合、最終接触日は以下、1または2のどちらか遅い方とします。 1 患者の発症日(患者が無症状の場合は検体採取日) |
陽性者と同居していない方の最終接触日 | 最後に接触があった日を最終接触日とします。 |
濃厚接触者の待機期間についての追加情報は、次の厚生労働省事務連絡にある「濃厚接触者の取扱い」の記載を参照ください。
B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について(厚生労働省)
例)陽性者との最終接触日が7月1日の場合→健康観察終了日は7月6日になります。
健康観察期間の過ごし方
- 1日2回検温し、体調を注意深く観察してください。
毎日の体温と症状の有無(咳や咽頭痛、鼻水又は鼻づまり、全身倦怠感等)の観察をお願いします。
発熱等の症状がみられたら・・
- かかりつけ医に電話でご相談ください。
- かかりつけ医がない場合は、東京都発熱相談センターに電話をしてください。
東京都発熱相談センター (土日祝日を含む毎日)
【医療機関の案内・症状に関する相談受付】
電話:03-5320-4592、03-6258-5780、03-5320-4551、または03-5320-4411(いずれも24時間)
【医療機関案内専用ダイヤル】
電話:03-5320-4327 、03-5320-5971または03-5320-7030(いずれも24時間)
- 医療機関に受診する時は、マスクを着用し、タクシーや公共交通機関の利用は、極力避けてください。
生活上の注意点
- 不要・不急の外出はできるだけ控えるようお願いします
- 周囲の方と接触する場合はマスクを着用して、可能な限り長時間の接触は避けるようにお願いします。
- 同居者がいる場合は下記の点について注意してください。
「家庭内で注意していただきたいこと~8つのポイント~(PDF)(厚生労働省) 」のページ
- 部屋を分けましょう
- 感染者のお世話はできるだけ限られた方で
- マスクをしましょう
- こまめに手を洗いましょう
- 換気をしましょう
- 手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 汚れたリネン・衣服を洗濯しましょう
- ゴミは密閉して捨てましょう
災害時の避難について
地震や洪水等の災害時に避難が必要となった場合は、最寄りまたは指定の避難所に避難をお願いします。その際、必ず受付で「濃厚接触者であること」を申し出てください。避難先の確認など事前の備えをお願いします。詳しくは「下記ページをご覧ください。
→「自宅療養者」「濃厚接触者」の災害時の対応について
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お問い合わせ
このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。
