ヘルプマークとは……
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。
ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレールへと拡大して実施しています。
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平成26年7月から、民間企業への働きかけも実施しています。
企業・事業者向けホームページ
障害に関するシンボルマークは、国際的に定められたものや法律にもとづいているものの他、障害者団体が独自に提唱しているものもあります。
そのうち、代表的なものを紹介します。
障害者のための国際シンボルマーク

盲人のための国際シンボルマーク

世界盲人連合で1984 年に制定された世界共通のマークで、視覚障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物・設備・機器などにつけられています。
信号や音声案内装置、国際点字郵便物、書籍、印刷物などに使用されています。
社会福祉法人日本盲人福祉委員会
このシンボルマークに関連する障害は
視覚障害身体障害者標識(身体障害者マーク)

聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)

耳マーク

聴覚に障害があることを示し、コミュニケーション方法に配慮を求める場合などに使用されているマークです。
また、自治体、病院、銀行などが、聴覚障害者に援助をすることを示すマークとしても使用されています。
社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
このシンボルマークに関連する障害は
聴覚障害ほじょ犬マーク

オストメイトマーク

オストメイト(人工肛門・人工膀胱を造設した方)を示すシンボルマークです。
オストメイト対応のトイレ等の設備があることを示す場合などに使用されています。
公益社団法人日本オストミー協会
このシンボルマークに関連する障害は
内部障害ハート・プラスマーク

内臓に障害のある方を表しています。
心臓疾患などの内部障害・内臓疾患は外見からは分かりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
そのような方の存在を視覚的に示し、理解と協力を広げるために作られたマークです。
特定非営利活動法人ハート・プラスの会
このシンボルマークに関連する障害は
内部障害「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク

白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。
岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課
このシンボルマークに関連する障害は
視覚障害