東京フィフティ・アップBOOK
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家族が突然倒れたら…認知症の心配には…こんなときには…50お役立ち情報高齢者住宅財団と基本約定を締結した賃貸住宅なら、家賃債務保証制度を使うことによって保証人を立てずに入居が可能です。また、高齢者をはじめとする住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅(セーフティネット住宅)*1では、家賃債務保証料の補助制度などにより通常の賃貸住宅と比べて入居しやすくなっています。高齢になると保証人がいなかったり、高齢者だからという理由で賃貸住宅が借りられないことがあると聞き心配です。QA亡くなったときの「葬儀の実施」「残存家財の片付け」を手配することにより、住み慣れた住宅や住み続けたい地域での安心生活を支える「あんしん居住制度」があります。東京都防災・建築まちづくりセンターが実施する制度で、契約時に利用料を預かるタイプと月払いのタイプがあります。一人暮らしですが、自分が死んだあとの葬儀や家の始末が気になっています。何か支援の体制はあるのですか?QA常に介護が必要な状態にあり、家庭での生活が困難な方は「特別養護老人ホーム」の入居対象になります(要支援の方は利用できません)。リハビリを希望する場合は、「介護老人保健施設」、軽度の認知症の場合は、「認知症高齢者グループホーム」への入居が考えられます。要介護認定を受けていない場合には、民間の住宅型の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などもあります。施設などに入所したい場合はどんな選択肢がありますか?AQ*1 東京都愛称「東京ささエール住宅」20150Q&A こんなときどうする!?

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