東京フィフティ・アップBOOK
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認知症の心配には…[解決編 2]認知症が心配になったり、認知症と診断されたら、地域包括支援センターなどで配布しているパンフレット「認知症ケアパス」をもらいましょう。住み慣れた地域で暮らし続けるために、お住まいの区市町村ではどのようなサービスや支援があるのかが、認知症の症状の変化に合わせてまとめられています。認知症の人が活用できるサービスにはどんなものがありますか?認知症高齢者など判断能力が十分でない人が、安心して福祉サービスを利用し、生活していくための「成年後見制度」(→P200)があります。また、社会福祉協議会では、福祉サービスを利用するに当たって必要な手続きや利用料の支払いを行うなどの「日常生活自立支援事業」を行っています。お金の管理や契約書類の手続きなどが難しそうです。サポートしてくれる仕組みはありますか?QAAQ道に迷うことが多くなったりして、一人で出かけることが心配になったときには、GPSを利用した認知症高齢者探索サービスがあります。区市町村によっては、GPS機器の利用料の一部を補助したり、身元や緊急連絡先が分かる「高齢者見守りキーホルダー」や「アイロンシール」などを活用したりしています。外出先で迷ったりすることが多くなってきました。どんな対策がありますか?AQ198

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