東京フィフティ・アップBOOK
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家族が突然倒れたら…認知症の心配には…こんなときには…50お役立ち情報Column認知症サポーターとは、正しい知識を持ち、認知症の人や家族を温かく見守る応援者です。約1時間半の養成講座を受講すると、サポーターの印となる「オレンジリング」が渡されます。養成講座は、区市町村や企業、各種団体、小中学校などで行われています。申し込み方法や開催日などは、お住まいの区市町村の高齢福祉主管課にお問い合わせください。認知症サポーターになってフォローしましょう各地域には、認知症の家族を介護している人が集い、悩みや思いを分かち合える「家族会」や、誰でも気軽に立ち寄れてコーヒーやお茶を飲みながら認知症に関する情報共有や交流ができる「認知症カフェ」があります。お住まいの区市町村の高齢福祉主管課や地域包括支援センターにお問い合わせください。認知症の家族を持つ人たちと交流、情報交換をしたいのですが?QA認知症になったからといって誰もがそうなるわけではありません。認知症では、脳細胞の損傷などで起きる記憶障害等の中核症状のほかに、身体の状態や生活環境などの影響で抑うつ、妄想、暴言や暴力などの精神症状や行動上の支障が起きる「行動・心理症状」(BPSD)があります。BPSDは症状に合わせて環境を整えるなど、適切な対応をすることでやわらげることができます。認知症サポート医など専門職に相談したり、認知症カフェなどで経験者と話してみるのもよいでしょう。A認知症が進むと、暴言をはいたり、暴れるようになったりするのですか?Q19750Q&A こんなときどうする!?

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