東京フィフティ・アップBOOK
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家族が倒れた!治療病状の安定、回復手続き入院(急性期医療)方針決定こんなことがある在宅療養か、転院しリハビリや療養を継続するか、介護や療養のため施設に入所・入居するかなど、本人と家族の意向や希望も伝え、病院の相談員などと相談。こんなことがある退院や転院などの方針が決まり、転院先や退院後の施設、自宅などで介護が必要な状態なら介護保険の申請を病院の相談員と相談。こんな人に相談病院の医療相談員や退院調整担当の相談員、看護師など高齢の親やパートナーがけがや病気で倒れたら、どんなことがあって、何をしなければならないのかをシミュレーションでご説明します。いざというときのために、正しい知識や情報を収集しておくことをおすすめします。もしも家族が突然倒れたら…[問題編]こんなときどうする? どんなことが起こる? 介護のロードマップこんなことがある入院手続き/治療などについての説明、相談、同意書類/キーパーソン決定/家族がやらなければいけないことの確認/入院中に必要な物の買い物など/関係者への連絡…etc.手術や延命処置についての同意書等への署名が必要になることも。元気なうちにACP(→P171)で意思を明確にしていればそれに従う。入院費用などが高額になりそうなら、その月の医療費の一定金額を超えた分が払い戻される健康保険の高額療養費制度も。忘れても後からの申請が可能。こんなことがある病状が安定、回復したら、退院や転院、退院後についても医師から説明を受け、病院の相談員や看護師などと相談。医師の説明は分かるまで何度でも説明を求めてOK。一般病棟や急性期病院での入院は症状が安定したり、緊急性の高い治療が終わるまで。入院期間は2~3週間が一般的。186

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