東京フィフティ・アップBOOK
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将来のことを整理するエンディングノート自らが望む医療やケアについて考えるACP将来のことを考えるとき、ぜひ加えてほしいのが人生の終盤のプランニング。自分らしい人生を全うするための終活です。人生の終盤をプランニングする近年、“終活”という言葉が流行っています。身の回りの整理をする人もいれば、エンディングノートで、自分の人生を振り返ったり、財産、葬儀についてのプランや家族へのメッセージ、思いを記したりする人もいます。ACPは人生の最終段階にどんな医療・ケアを受けたいか、自分の価値観や生活背景、好みなどを家族や身近な信頼できる人と繰り返し話し合い、万が一意思決定できなくなっても、自分が希望する医療やケアを受けられるようにするもの。元気なうちから話し合い、書き出しておくと、将来きっと役立ちます。*1 ACP=Advance Care Planningの略(日本での愛称「人生会議」)*1171Part 5 安心 & 元気に暮らしたい

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