東京フィフティ・アップBOOK
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散歩や買い物などで気分転換。友人とお茶を飲む、地域の集まりに参加するなど。定期的な趣味やボランティア活動など。仕事が生活の中心にある今は、自然と社会参加ができているので、その重要性がピンとこない人も多いでしょう。けれども「社会とのつながりを失うことがフレイルの入り口」といわれるほど、健康にとって社会参加は重要なもの。1日のほとんどを家の中や庭先で過ごす「閉じこもり」になると、病気を抱えていない場合でも、心身の衰えが進んでしまう場合があります。健康を維持するには、1日1回の外出、週1回の交流、月1回の趣味やボランティアなどの活動を心がけると良いということが研究*1で分かっています。健康維持に社会参加は欠かせない!外出しよう友人・知人などと交流しよう楽しさ・やりがいのある活動をしよう1日1回(以上)週1回(以上)月1回(以上)シニア世代になったら心がけたいこと*1  東京都健康長寿医療センター研究所健康長寿新ガイドライン策定委員会   『健康長寿新ガイドライン エビデンスブック』(2017)フレイル予防に社会とのつながりは欠かせません。地域で暮らす将来の 生活をイメージし、自分らしい「社会とのつながり方」を考えましょう。社会参加❶つながりをつくろう!126

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