働き盛り世代を支える健康づくり
多摩府中保健所では、働き盛り世代の皆さんの健康づくりを応援しています。
都民の健康課題として、特に「こころの健康」「がん」「糖尿病・メタボリックシンドローム」がクローズアップされています。
働き盛りのみなさんは、仕事に子育てと忙しく過ごしがちですが、健康づくりの機会を確保して健康寿命を延ばしましょう!
働き盛り世代の健康づくりが必要な理由
東京都では、生活習慣病であるがん、循環器疾患(脳卒中や心筋梗塞など)による死亡数が、全体の半数以上を占めています。がんは、都民の死因の第1位です。
事業主のみなさんへ 「従業員は宝です!」
事業主には労働者の安全への配慮義務が課せられています。また、従業員が健康で仕事に従事できることは、仕事の生産性を高めることにつながります。健康問題が深刻化する前に、自分自身で健康管理できる従業員が増えることが大切です。働き盛り世代の健康課題には、生活習慣病・がん・こころの健康などがあります。
生活習慣病
主な生活習慣病である「がん」「糖尿病・メタボリックシンドローム」「循環器疾患」「COPD」の発症予防と重症化予防で大切なのは、生活習慣の改善です。
とうきょう健康ステーション
飲酒
適切な飲酒量があります
身体活動・運動
日常生活の工夫で体を動かしましょう
喫煙
たばこの煙に含まれる化学物質は7,000種類以上で、体に様々な影響を与えます
休養
心身の疲労回復のためのヒント
歯・口腔の健康
歯と口の健康と全身の健康には深い関わりがあります
がん
現在の日本では、2人に1人が「がん」にかかり、がんで亡くなる都民は1年間で約3万人にのぼります。しかし、発見が早く、治療開始が早ければ、治ゆ率は高まります。
がん検診を受けましょう!
全国健康保険協会、健康保険組合や商工会議所等のがん検診を利用できる場合があります。職場の健康管理担当者にご相談ください。
また、お住まいの自治体でも実施しています。検診内容・検診対象者・検診時期などについては、各自治体にお問い合わせください。
こころの健康
「こころの健康」は、人がいきいきと自分らしく生きるために重要であり、生活の質にも大きく影響します。 こころの健康を保つためには、ストレスに立ち向かう抵抗力(ストレス耐性)を高めて、ストレスに上手に対処することが大切です。
ストレスとうまくつきあいましょう
仕事や家庭で知らず知らずのうちにストレスがたまることは誰にでもあります。ストレスのサインに気がついたら、自分に合った方法でうまく解消しましょう。
心身の不調のサイン
- 会社に行きたくない
- 食欲がない
- 何もかも面倒くさい
- 自信がない
- 周りの目が気になる
- イライラする 等
ストレス原因の例
- 周りとの人間関係
- 過重労働
- 人事異動による職場環境の変化
- 家庭内の問題 等
ストレスとのつきあい
- 規則正しい生活を心掛ける
- 日頃から会社、家族、友人とコミュニケーションをとる
- 自分の時間をもつ、好きなことをする
- リラクゼーションでリラックス、気分転換
もしも身近にストレスを抱え、悩んでいる人がいたら声をかけてみましょう
例
「眠れている?」
「何だか辛そうだけど・・・」
「力になれることがありますか」 等
時には専門の相談窓口も活用しましょう
関係機関の健康情報
- 地域産業保健センターとは…
労働者50人未満の小規模事業場の事業者とそこで働く方が、充実した産業保健サービスを受けられるよう、地域ごとに設けられています。
お問い合わせ
このページの担当は 多摩府中保健所 企画調整課 企画調整担当 です。
