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保健所だより第24号(夏の感染症にご注意を)

画像 保健所だより 

国内編

 麻しん(はしか)の発生状況はおちつきつつありますが、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナなどの報告が増えてきています。ご家庭や学校、幼稚園、保育園等での予防を徹底してください。

プール熱(咽頭結膜熱)

 アデノウイルスが目や口から侵入して、高熱やのどの痛み、目の充血などの症状を引き起こします。例年、7月をピークに4月末から9月末まで流行が続きます。現在の報告数は、過去5年平均と同じレベルで推移しています。(東京都感染症週報2007年第30週より)
 主に5歳以下の小児がかかることが多く、嘔吐や下痢を伴うこともあります。プールで感染する機会は多いですが、それ以外の普段の生活でも感染します。潜伏期間は、3日から5日です。

予防方法

 手洗い、うがいのほか、水泳前後のシャワーの励行や家庭内でもタオルを共用しないことなどが有効とされています。回復後も、1か月ぐらいは便にウイルスが排出されますので、排泄後は十分に手を洗うなど、清潔の保持を心がけましょう。

ヘルパンギーナ

 コクサッキーウイルスによって引き起こされる乳幼児の疾患で、いわゆる「夏かぜ」の代表的なものです。報告数は、過去5年平均のピークを超えて急激な増加傾向にあります。
 咳やくしゃみによりウイルスを吸い込んだり、まれに患者の手を介してウイルスが付着した飲食物を摂取することにより感染します。突然の高熱で発症し、上あごに水泡や潰瘍ができます。潜伏期間は2日から7日です。

予防方法

 手洗い、うがいの徹底が必要です。回復後も2週間から4週間は便にウイルスが排出されるので、手洗いを十分にしてください。

手足口病

 主に、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスを咳やくしゃみで吸い込んだり、まれに患者の手を介してウイルスが付着した飲食物を摂取することにより感染します。報告数は、過去5年平均のピークを超えて増加傾向にあります。口の中や舌、手、足に水泡ができます。発熱は比較的軽いことが多く、38度以下がほとんどです。特に重症化することがあるので注意が必要です。潜伏期間は3日から6日です。

予防方法

 手洗い、うがいを徹底してください。

画像 手洗い

海外旅行編

 夏休みを利用して、海外旅行を計画されている方も多いと思います。赤痢や腸チフス、パラチフス等、海外で感染した方の報告数が増えていますので、海外へ渡航する際には、現地での感染症に注意して旅行をお楽しみください。

海外旅行の前に・・・

 海外旅行時には国内旅行とは異なり、時差や気温の変化、天候の違い、長時間の飛行などにより、体や心に大きなストレスがかかります。このため、時として思いがけない健康上のトラブルをおこすことがありますので、自分の健康状態を確認しておくことが大切です。
 また、検疫所や保健所などを利用し、渡航先の衛生状況や流行している病気の情報を確認しておきましょう。必要な予防接種は確認し受けておきましょう。

帰国後も気をつけたいこと・・・

 熱帯を中心として海外には潜伏期間(ウイルスなどに感染してから発病するまでの期間)の長い疾患が数多くあり、感染してもすぐには発病しません。海外から戻った後2か月程度は、下痢、発熱、黄だん等体調に異常があれば早めに医療機関を受診しましょう。その際には、医師に渡航先や旅行の期間を必ず伝えてください。
 また、性感染症が疑われる場合は速やかに受診し、診断結果が分かるまでは性行為は避けましょう。

汚染された水や食べ物から感染する病気(経口感染)

 病気の特徴は、コレラ、赤痢、腸チフス、パラチフス、A型肝炎等は、細菌やウイルスなどに汚染された水や食べ物を通じて口から感染する病気です。
 主な症状は、下痢、おう吐、腹痛、倦怠感などで、腸チフスやパラチフス、A型肝炎等は発熱が特徴的です。
 潜伏期間は、コレラと赤痢は1日から5日、腸チフスとパラチフスは1週間から2週間、A型肝炎は15日から50日です。
【予防方法】
 これらの感染症の予防のためには、次のような点に注意することが大切です。

  • 生水を飲まない
  • 生野菜、カットずみのフルーツを食べない
  • 生の魚介類や肉を食べない
  • 氷入りのジュース、水割りやカクテルを飲まない
  • アイスクリームやアイスキャンディーを食べない
  • ヨーグルトなどの生の乳製品を食べない
  • 調理後時間の経った食事を食べない

画像 熱 病気

虫や動物に噛まれるなどして感染する病気(経皮感染・接触感染)

 病気の特徴は、マラリア、デング熱やウエストナイル熱等は、その病原体をもつ蚊に刺されることにより感染します。また、ダニやノミ等を媒介とした感染症もあります。
 マラリアでは、寒気やふるえを伴う高熱と吐き気、頭痛等の症状がみられます。デング熱では、突然の高熱と激しい頭痛、発疹等が1週間程度続きます。熱が下がったときに見られる手足の発疹が特徴的です。また、ウエストナイル熱では、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛等がみられます。
 潜伏期間は、マラリアは7日から40日、デング熱は2日から15日、ウエストナイル熱は3日から14日です。
【予防方法】
 蚊等を媒介とする感染症の予防のためには、次のようにして虫に刺されないように注意することが大切です。

  • 長袖や長ズボンを着用し、肌の露出を避ける
  • 就寝時は、カヤや網戸等を使用する
  • 蚊取線香、防虫スプレー、殺虫剤を利用する

お問い合わせ

このページの担当は 多摩府中保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。

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