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保健所だより第12号 食育について

画像 多摩府中保健所だより

食育基本法ができました

平成17年6月10日の国会で成立し、平成17年7月15日から施行されました。

 この法律が制定された目的は、食生活をめぐる環境の変化に伴い、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむために、食育の施策の基本事項を定め、総合的かつ計画的に推進することにあります。

平成17年7月に実施した内閣府世論調査「食育」について

・言葉も意味も知っている 26.0%
・言葉は知っていたが、意味は知らなかった 26.6%
・言葉も意味も知らなかった 47.7%
 当時は5割の人が言葉すら知らないという結果でした。皆さんはいかがでしょうか?

 食生活をめぐる環境の変化とは、栄養の偏り、不規則な食事、
 肥満や生活習慣病の増加、「食」の安全上の問題など・・・。

それでは、「食育」とはなんでしょう?

食育基本法の中では、次のように述べられています。

 (1)生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの
 (2)様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること

 食育基本法ができる前から、政府は、文部科学省、厚生労働省、農林水産省等がそれぞれの立場で「食育」を推進してきました。東京都や各区市町村もそれぞれが活動しています。
 今後は、食育基本法の施行に基づき、政府一体となって食育推進基本計画を策定し、都道府県や市町村が協力しながら、総合的、計画的に「食育」に関する施策を推進することにしています。
 また、保健所では法律制定に先立ち、平成15年度から独自に食育推進に取り組んできました。

多摩府中保健所の「食育」の取り組み

 「健康日本21」の栄養・食生活領域では「1日最低1食、きちんとした食事を2人以上で楽しく、30分以上かけている人の割合」を増やすことを目標の1つとしています。
 保健所では、これを大きな目標にして食育の推進を進めてきました。

 例えば「家族とともに楽しくすすめる食育」をめざして、幼稚園児から家庭への食育推進を手がけてきました。具体的には、幼稚園の子どもたちに紙芝居や紙人形を使って食べ物や食事の話をします。すると、子どもたちが家に帰ってから家族とそのことを話題にしてくれる(だろう)という取組です。
 また、給食施設の栄養士をはじめ、保健所管内にある飲食店も含めた関係機関の皆様に食育推進を働きかけながら、それぞれができる役割を一緒になって考え、実行して行くためのネットワークづくりに取り組んできました。
 地域ではいろいろなところ、例えば学校、幼稚園、保育園は、それぞれができる取り組みを子どもたちにしています。
 飲食店や肉屋さん、魚屋さん、八百屋さんなどの食品販売店は、その素材や料理を売る時に、素材にまつわる情報や料理法を伝えることができます。これもひとつの食育です。
 会社は無関係なようですが、地域に向けていろいろな取組を発信している企業が出てきています。
 地域でも、老人クラブやいろいろなサークルなどの活動の一環で、取り組んでいるところがあります。そして、まだまだいろいろあるはずです。
 行政は、行政の立場で、これらの人々や機関への情報提供をしながらネットワークづくりをすすめているのです。

それでは、ご家庭でできることはどんなことでしょうか?

おうちのみんなで考えよう!取り組んでみよう!!

 「食」は私たちにとって身近なものです。ですから、「食育」といっても家庭で取り組んで欲しいことは、ごくあたり前のことが中心です。
 食事の時に料理について話題にする、家族団らんの場で食べ物を話題にすること、そして、例えば、「食」を大切にする心とか、家で昔から受け継いできた料理を子どもたちに伝えるとか、地域の伝統ある郷土料理を伝えるとか、家庭菜園で野菜を知ることとかも含まれます。

画像 子どもの食育に関してあるべき姿5項目

 でも、残念ですが、このようなことを意識しないと家庭で行うことが難しい社会になってきているのも事実です。一人で食事をするのがあたり前、家族団らんはできないといった家庭も多いことでしょう。
 このため、食育基本法を根拠に、これからも社会全体で取り組む食育を推進していきましょう。

食生活指針を知っていますか?

 日本人の食生活は、海外からの食料輸入の増大に加え、食事や生活様式の多様化が進み、飽食とも言われるほど豊かなものになったといわれています。反面、脂質の摂り過ぎをはじめとした栄養バランスのかたよりや、食料資源の浪費など様々な問題も指摘されています。
 このような状況を踏まえ、平成12年3月農林水産省、現在の厚生労働省、文部科学省が共同して10項目からなる食生活指針を策定しました。

食事を楽しみましょう。

  • 心とからだにおいしい食事を、味わって食べましょう。
  • 毎日の食事で、健康寿命をのばしましょう。
  • 家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。

1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。

  • 朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
  • 夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
  • 飲酒はほどほどにしましょう。

主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

  • 多様な食品を組み合わせましょう。
  • 調理方法が偏らないようにしましょう。
  • 手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。

ごはんなどの穀類をしっかりと。

  • 穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
  • 日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう。

野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。

  • たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。
  • 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。
  • 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。

食塩や脂肪は控えめに。

  • 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10グラム未満にしましょう。
  • 脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。

適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。

  • 太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう。
  • 普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
  • 美しさは健康から。無理な減量はやめましょう。
  • しっかりかんで、ゆっくり食べましょう。

食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。

  • 地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
  • 食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。
  • 食材に関する知識や料理技術を身につけましょう。
  • ときには新しい料理を作ってみましょう。

調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。

  • 買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
  • 賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
  • 定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し、献立を工夫して食べましょう。

自分の食生活を見直してみましょう。

  • 自分の健康目標をつくり、食生活を点検する習慣を持ちましょう。
  • 家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。
  • 学校や家庭で食生活の正しい理解や望ましい習慣を身につけましょう。
  • 子どものころから、食生活を大切にしましょう。

食事バランスガイドを知っていますか?

 農林水産省と厚生労働省では、「食生活指針」を具体的な行動に結び付け、国民一人ひとりがバランスのとれた食生活を実現していくことができるよう、食事の望ましい組み合わせやおおよその量を分かりやすくイラストで示した「食事バランスガイド」を、平成17年6月に決定しました。(下図参照)
 「食事バランスガイド」は、全体が「コマ」の形で表現されています。
 コマの本体は、食事のバランス、軸は必要な水分、そして、適度な運動(回転)でコマが安定することをイメージしています。
 「5つの区分をバランスよく食事に組み込むこと」「十分な水分をとること」「お菓子やジュース、お酒などの嗜好飲料は楽しく適度に」、そして「適度な運動を行うこと」。
 このようにして、正しくコマを回転させることが、あなたの健康的な食生活につながり、食事のバランスが悪くなると、コマが倒れてしまう、つまり、私たちの健康も保てなくなってしまうことをイメージしています。

画像 食事バランスガイド

お問い合わせ

このページの担当は 多摩府中保健所 生活環境安全課 保健栄養担当 です。

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