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クイズで知ろうカンピロバクター食中毒

2 カンピロバクター食中毒は、食材を十分に加熱すれば防ぐことができる。

あたり そうです。答えは「ほんと」です。
カンピロバクターは熱にはわりと弱いため、十分な加熱調理により食中毒を防ぐことができます。

十分な加熱ってどうすればいいの?

焼き鳥、肉団子、鶏の唐揚げなど、焼く、煮る、揚げるなどの調理をする場合には、肉の中心部の色が桃色(生の肉の色)から、白く変わるぐらいまで加熱すれば、カンピロバクターは死んでしまいます。
どのぐらい加熱すればよいか、どんなところに注意すればよいか、料理別にご覧ください。


ポイント 肉の中心部分の色を確認して加熱終了としましょう。

なべや焼肉 鶏の唐揚げ、バーベキュー 湯引き 電子レンジ調理
なべや焼肉 鶏の唐揚げ、
バーベキュー
湯引き 電子レンジ調理



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料理別注意事項


みんなでかこむ、なべや焼肉

なべ物や焼肉などの料理でカンピロバクター食中毒が起こる場合には、主に以下の理由が考えられます。
1 カンピロバクターの付いた鶏肉を、加熱不十分の状態で食べてしまった。
2 鶏肉についていたカンピロバクターが野菜や箸(はし)に付着し、その菌を食べてしまった。

なべ物や焼肉などの料理では、次のようなことに注意が必要です。

1 肉や野菜は十分加熱して食べる(鶏肉は中心部の色がかわるまで加熱しましょう)
2 生肉を扱う場合は専用の箸(はし)やトングを使用し、生の肉にふれた箸(はし)などで食事をしない。
3 肉と野菜は別の皿に準備する。


鶏の唐揚げ、バーベキュー

可能な限り、鶏肉の中心まで色がかわったことを確認してから食べましょう。


☆唐揚げ
家庭では、下味をつけて冷凍してある鶏肉をすぐに揚げることもあるでしょう。冷蔵状態から加熱した場合と冷凍したものを加熱した場合では、外側の見た目が同じでも、中心の火の通り具合がかなり違います。冷凍のものを揚げる時には、低い温度からじっくりあげるようにしてください。

冷蔵保存状態から加熱した唐揚げの断面 冷凍保存状態から加熱した唐揚げの断面
唐揚げ
(160℃から180℃:3分)
冷凍からすぐ唐揚げ
(160℃から180℃:4分)

☆バーベキュー
冷蔵してあった肉を焼く場合でも、中心部まで十分温度があがるまでには15分程度の時間はかかるようです。冷凍のものでは、20分程度かけても火が通らないこともあります。
また、強い火であぶる場合は、外側は焼けているように見えても、中心は生のこともあります。
屋外で行うバーベキューは、火の加減が難しいものですが、あまり強い火であぶらず、中まで火が通ったことを確認して食べましょう。

15分加熱したお肉15分加熱した肉の断面 20分加熱した冷凍肉もも肉
バーベキュー(右は肉の断面)
(15分加熱)
冷凍肉もも肉
(20分加熱)


鶏肉の湯引き

「湯引き」というのは、鶏肉を湯にくぐらせる程度の加熱を行うことです。この程度の加熱では、鶏肉に付着しているカンピロバクターは死滅しません。 流通している鶏肉には、かなりの割合でカンピロバクターが付着しているとのデータがあります。湯引き程度の加熱状態の鶏肉を食べることは、カンピロバクター食中毒になる可能性があります。

特に小さいお子さんやお年寄りなどは食中毒になりやすいので、生に近い鶏肉を使った料理を食べない(食べさせない)ように注意してください。




電子レンジ調理

電子レンジの説明書などには、おすすめの加熱時間が書かれています。鶏のささみについては「ささみ1本/1分/500W」、「ささみ5本/3〜4分/500W」などとあります。だいたいこのぐらい加熱すれば肉に火が通るようです。
ただ、ささみの大きさには差があるので、肉にピンク色が残っている場合には、もう少し加熱してください。

ささみ1本/50秒/600W 加熱したものの外観の差
(左から「小」、「中」、「大」)

このページは東京都福祉保健局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。


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