東京都児童相談所お仕事紹介サイト
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東京都児童相談所で働く職員とは?
PEOPLE

職員紹介

児童福祉司
さん(課長代理)
  • 業務内容について教えてください。
    養育家庭と特別養子縁組を担当する児童福祉司として3年目になりました。これまで8年間、地区を担当する児童福祉司として、虐待対応や施設入所の子ども達の支援をしてきました。地区担当の時には、施設で生活する児童も里親のお宅で生活する児童のどちらも担当し、それぞれの良さを実感してきました。これまで経験なども活かしながら、現在、里親子の支援を行っています。
    里親担当児童福祉司は、主として里親を支援する役割を担っており、常に里親に寄り添い、里親と二人三脚で里親宅に委託中の子どもの援助を行っています。もちろん里親だけの支援にとどまらず、委託中の子どもを含めた里親家庭全体の支援を心掛けています。
    里親担当として、里親宅で生活している一人ひとりの子どもたちには、温かい家庭的な環境の中で、里親さんの愛情を日々感じながら、生活してもらいたいと思っています。そのために、定期的に里親宅を訪問し里親さんのお話しを直接聞いたり、里親宅で生活する子どもの様子も確認しています。こうした情報を踏まえて、児童福祉司や児童心理司と一緒に委託中の児童のより良い援助を考えています。また、里親さんを支えるネットワークの中で、民間も含めた関係機関の皆さんとも連携しながら、ご家庭を支援しております。
  • 仕事をしていて、どのようなときにやりがいを感じますか?エピソードを教えてください。
    乳児院などの施設から里親宅に移る子どもたちを担当してきました。私が関わった子どもたちの多くは、最初は新しい里親宅という環境に慣れず緊張気味で過ごすこともありましたが、数か月経つと、子どもたちはみな瞳が生き生きと輝いていく変化を目の当たりにしてきました。1年も経過すると、内面からエネルギーが満ちて来て、充実した生活を送ることが出来るようになりました。
    このように、子どもたちが変化していく様子を見ていくことが何よりも嬉しいです。子どもたちが里親宅での生活に慣れ、里親と安心して一緒に暮らすことができようになっていく過程を見守ることに、やりがいと責任を感じます。
  • 東京都の魅力は何だと思いますか?
    経験豊富な先輩たちがたくさんいることだと思います。1年目に地区担当の児童福祉司をしていた際、何をやるにも不慣れで戸惑っている時も、チームを超えて先輩方が助けてくれました。困難な事例にも、個人ではなく組織で対応しているという安心感があります。里親業務に関しても、チームで業務を進めることができるので、安心して業務に従事できます。里親に関心を持って頂き、家庭的養護の推進に一緒に取り組んで頂けるたくさんの仲間をお待ちしています。

一日のスケジュール

  • 9:00
    始業
    メールチェック
  • 10:00
    所内で養子縁組のケース会議
  • 11:00
    電話対応
    里親の相談
  • 12:00
    昼休み
  • 13:00
    電話対応
    関係機関への連絡調整
  • 14:00
    所内会議
    ケースの打ち合わせ
  • 15:00
    出張
    病院でケース会議
  • 17:00
    ケースの協議
  • 18:00
    経過記録作成