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授業風景(1年生)

当校の授業は大きく分けて講義と校内実習・臨地実習があります。

校内では座学だけではなくグループワークや校内実習のような、看護学校ならではの学びの場があります。

形態機能学・生活を整える技術の授業風景

形態機能学の授業は、複数のテキストや写真や教員が作成した資料を用いて行っています。専門分野の勉強になるとテキストの説明表現などが難しいこともあり、語句を自分で調べたり、先生に聞いたりして理解を深めています。どの教科も基礎が大事になってくるため、1年時から、分からないことを分からないままにしないようにすることが大切です。

校内実習では、足浴を実施し、保湿クリームを塗布しました。そこでは、患者さんへの援助の一つとして皮膚の保湿について学びました。看護師が患者さんの身体に保湿クリームを塗る際に、クリームを塗る方向だけでも皮膚への浸透性が変わってくることを体感しました。授業では、私たちの日常生活において目から鱗が落ちるような学びが沢山あります。授業をとおして、普段の生活から身体の機能や役割を意識することで看護的な視点を養うことを身につけていくことがどれだけ大切なことかを実感しました。

看護学校の授業は、高校よりも進むスピードが早く、勉強量も多くなります。そのため、授業中はテキストの大切なポイントに線を引いたり書き込みをしたりしながら復習に役立てています。私たち都立南多摩看護専門の学生は、クラス全体の目標を一致団結と掲げ、みんなで国家試験に合格し、それぞれが目指している看護師になれるよう日々勉学に励んでいます。

授業風景01

授業風景02

授業風景03

授業風景04

成人看護学概論のグループワーク

高校では多くの授業が先生の話を聞くだけで、グループワークはほとんどなかったと思います。しかし南多摩看護専門学校では、グループワークが多く取り入られ、クラスの中で発表します。1グループ5~6人に分かれ、1つのテーマについて話し合い、意見をまとめます。発表が終わった後は質疑応答を行い、疑問点を解消します。

成人看護学概論の授業で「青年期」についてグループワークを行い、まとめた意見をクラスに発表しました。その際、意見の1つの「アイデンティティの確立時期」について他のグループから、「アイデンティティとは具体的に何か?」という質問をされました。グループだけでなくクラス全体でも話し合いましたが、「その人がなりたい自分」、「人生の目標」など、様々な意見が出ましたが、1つの意見にまとまることはありませんでした。しかし、他の人の意見を聞いて自分の考えていなかった意見を聞くことができ、より考えを深めることができました。

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校内演習

看護技術の習得に向けて、講義を受けその後に校内実習があります。実習を控えると当日に向けて、クラスメイトと実習室で練習をしています。実習目標の達成に向けて励む練習は大変ではありますが、練習を重ねるごとに技術の上達を実感できます。日々クラスメイトと真剣に、時には楽しく練習に取り組んでいます。

当日の実習は、学生2~3人がグループとなり1つのベッドを使用します。
看護師役・患者役・観察者役に分かれ、出来ない部分や分からない部分をグループみんなで考え、教え合いながら実習を進めていきます。
最後にはグループワークを行い、気付いた事や感じた事を共有してどのような援助が患者さんにとって良いのかを考えていきます。

校内実習では、当校の先生だけでなく実際に看護師として活躍されている方々が、援助技術の方法や看護師自身の身体の使い方などについて細かく丁寧に指導して下さいます。この授業を通じて看護師として臨床に役立つ知識と技術を身に付けることが出来ます。

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お問い合わせ

このページの担当は 南多摩看護専門学校 庶務担当 です。

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