このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動

本文ここから

健康危機

住民の健康を脅かすさまざまな事態を総称して「健康危機」といいます。

平成16年度に策定された「南多摩健康危機管理計画」では、健康危機の事例として次のようなものをあげています。

住民の生命に重大な被害を招く事象や状態

  • 致死率又は感染力が高い重篤な感染症の発生
  • 大規模な集団食中毒の発生
  • 毒劇物の混入による集団健康被害の発生
  • 化学剤、生物剤による集団健康被害の発生
  • その他原因不明の健康被害の拡大又は人的被害が生ずる恐れのある事

取組の背景と経緯

「健康危機」。耳慣れない言葉ですが、1980年代に使用された非加熱血液製剤による薬害エイズが問題になった当時、医薬品の健康被害に対応するための方針を定めた通知文の中に登場したものです。

それ以後、大震災や放射線事故、カレー毒物事件など、従来のマニュアルでは対応が困難で、初期段階では原因を特定することができないような事例が多数発生しました。そのため、都では、平成11年(1999年)5月に「東京都衛生局健康危機管理対策基本方針」を策定し、平成12年4月には、この基本方針に基づき「健康危機管理マニュアル」を作成しました。

一方、平成13年9月にアメリカで起きたテロ事件を契機に、テロなどの人為的な災害、特にNBC災害(N(核物質)、B(生物剤)、C(化学剤)が使用される災害)への総合的な体制整備が新たな課題となってきました。そこで早期に体制を整備するため、都は「東京都災害医療運営連絡会」を開催し、NBCテロ発生時の緊急連絡体制を確立するとともに、平成16年3月には、「東京都NBC災害対処マニュアル」が作成されました。

また都は、平成13年10月「21世紀の東京都保健所」の中で、都保健所の健康危機管理センター機能として、平常時の健康危機発生防止と関係機関のネットワーク構築、危機発生時の医療確保、原因究明、拡大防止を打ち出しました。

そして、平成14年度に改正した「東京都保健医療計画」の中で市町村、医師会等の関係団体で構成する「健康危機管理対策協議会」を設置し、関係機関の役割分担、定期的実地訓練などの「健康危機管理計画」を策定することとしました。

南多摩保健医療圏ではこれを受けて、平成15年度に策定した「南多摩保健医療圏地域保健医療推進プラン」の中にも、協議会の設置等を重点プランとして明記し、平成16年度中に、「南多摩健康危機管理協議会」を設置し、「南多摩健康危機管理計画」を策定しました。そしてこの計画の中の「緊急対応の事前準備」の一環として平成17年度から、圏域内の関係機関が連携・協力して、健康危機管理対策訓練などを実施してきました。

新型インフルエンザへの対応

 健康危機の中でも近年、強い毒性を持った新型インフルエンザの世界的大流行による人命や社会経済活動への被害が懸念されていることから、都は発生段階ごとの基本的対策や各局の役割等を定めた「東京都新型インフルエンザ対策行動計画」「新型インフルエンザ対応マニュアル」を作成し、対策を進めてきました。さらに、平成20年5月、東京都福祉保健局は、「東京都における新型インフルエンザ発生時の医療体制ガイドライン」(都ガイドライン)を定め、地域医療体制の確保についての具体的な方策を示しました。
こうした中で、平成21年4月にメキシコで発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)が世界的に大流行しました。平成22年8月には大流行の終息宣言が出され、平成23年3月31日をもってこの新型インフルエンザ(A/H1N1)は通常の季節性インフルエンザに移行し、4月1日からはその名称が「インフルエンザ(A/H1N1)2009」とされました。
そして、上記の都ガイドラインも、平成23 年4月に、「インフルエンザ(A/H1N1)2009」対応を踏まえた上で今後の再流行や新たな強毒性のインフルエンザの発生に備えるため、改定されました。

南多摩保健医療圏の最近の取組

・平成19年度には、新型インフルエンザ発生を想定した情報連絡訓練と、陰圧テント設営会を実施しました。

・平成20年度からは、東京都において、新型インフルエンザ等の大流行に際して、健康被害を最小限に抑えるため、適切な医療を提供できる体制の整備を促進することを目的に「新型インフルエンザ等感染症地域医療体制整備事業」を実施しています。
平成20年度には、その一環として、6月に「南多摩保健医療圏感染症地域医療体制ブロック協議会」を設置し、10月には、新型インフルエンザ発生時の対応訓練を実施しました。
平成21年度以降も引き続き「南多摩保健医療圏感染症地域医療体制ブロック協議会」や「南多摩健康危機管理対策協議会」を開催し、新型インフルエンザに備えた医療の提供体制の整備等について検討を進めてきました。

・今後も、「南多摩保健医療圏感染症地域医療体制ブロック協議会」、「南多摩健康危機管理対策協議会」を中心に「新型インフルエンザ等感染症地域医療体制整備事業」を実施していきます。

お問い合わせ

このページの担当は 南多摩保健所 企画調整課 企画調整担当 です。

本文ここまで

ローカルナビゲーションここから

健康危機管理に関すること

  • 健康危機
ローカルナビゲーションここまで

以下 奥付けです。