整形外科のご紹介

　当センター整形外科は常勤スタッフ3名、非常勤スタッフ2名で構成されています。当科では、小児科と協力して運動発達に心配のあるお子様の診療をさせていただいております。

　運動発達に遅れがある、または遅れることが予想される方について外来での運動発達評価を行った後必要に応じてPT（理学療法・主として移動機能をはじめとする粗大運動の発達を促す）やOT（作業療法・主として身の回りの日常生活動作をはじめとする手を使った細かな運動の発達を促す）による療育プログラムを実施していきます。

　療育プログラムの実施中に時に必要となる補装具（手足の変形を整える装具や車椅子・座位保持いすなど）を理学療法士・作業療法士・義肢装具士と協力しながら製作します。

　関節の変形・運動制限など将来の運動発達の阻害要因となりうる問題に対して、療育プログラムの一環として必要に応じて手術やA型ボツリヌス毒素療法を行っています。

お子様だけではなく……

　運動発達障害があり成長され、成人になられてから運動機能障害が生じてきた方に対する診療も行っております。脊椎の手術や人工関節など高度の専門性を要する治療については関係病院と連携しながら診療を行っています。

　また、当センターには、身体障害者福祉法第15条指定医が勤務しており、身体障害者手帳診断書作成について御相談に応じています。（書類作成のための診察には時間を要しますので全て予約制にて受け付けています。当センター初診の方は今までの病歴をまとめたメモやできればかかりつけ医からの紹介状などを御用意のうえ受診して下さるようお願いいたします。）

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