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先輩職員からのメッセージ

通園科 佐藤さん(福祉)

1)仕事内容を教えてください

 医療型児童発達支援センター(通園)で、発達に不安のある未就学のお子様の保育を担当しています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 以前は特別支援学校で学校介護職員として働いていました。そのときの保護者の方々の話から、通園は親切で丁寧な対応をされているイメージがありました。
 実際に通園科に配属になりましたが、これまでのイメージ通り、職員が非常に丁寧に保護者の方々やお子様に接していることを感じました。また、前職に比べ多職種間の連携が非常によく取れている職場だと感じています。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 私は保育士の資格を持っていないこともあり、最初は、お子様の前で歌ったり、パネルシアターを行ったり、絵本を読むことなどに慣れずに上手くいかないことも多く、他職員からアドバイスいただきつつ、毎回緊張しながら日々の保育を行っていました。
 現在も毎回緊張していることは変わりないですし、日々、失敗することや悩むことも沢山ありますが、他職員に支えていだたきながら毎日楽しく働いています。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 前職ではお子様の保護者の方と関わる機会が少なかったのですが、通園科では毎日、保護者の方々と接しています。保育や行事を行う中で、お子様が楽しんでいるとやりがいを感じますが、それと同様に保護者の方々も楽しんでいる様子が見えると、よりやりがいを感じます。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 まずは通園科での勤務に必要な保育の知識を付けるために、保育士免許取得を目指したいと思います。
 その後は、通園科のみではなく様々な福祉施設に異動する中で、福祉の専門知識や経験を身につけ、どの福祉施設に配属になっても臨機応変に対応できる職員になりたいと思います。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 療育分野は大変なことも多いですが、非常にやりがいのある仕事です。また、日々学びの連続で、自身の成長につながる職場であると感じています。
 私は特別支援学校からの転職でしたが、転職して療育分野に配属になって良かったと心から感じています。療育分野を目指している方々と、いつかご一緒に働ける日を楽しみにしています。

指導科通所 滝浪さん(福祉)

1)仕事内容を教えてください

指導科通所 滝浪さんの写真
指導科通所 滝浪さん(福祉)

 重症心身障害の方の通所施設で福祉職として働いています。通所へ通っている利用者さんが楽しく安全に過ごせるよう、活動内容や行事などを考えています。活動では、ゲームや製作の内容を考え、どうしたら楽しんでもらえるか工夫しています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 大学生の時に、児童発達支援センターで実習させていただきましたが、成人の方と関わったことが無かったため、イメージも少なく不安でした。就職後は先輩方からのサポートや分からないことを質問できる環境、研修もあり安心して取り組むことができました。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 重症心身障害の方と関わるのは初めてだったので、どのように関わるのか、工夫しなければいけないことは何かなど、何も知らないところからのスタートでした。まだまだ、工夫するべき事では悩むことはありますが、その都度アドバイスをいただいています。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 利用者さんが楽しく活動に参加している様子を見たり、楽しかったと感想を言っていただいたりした時に嬉しく思います。今後も楽しんでもらえるような活動を考えよう!と思える瞬間でもあります。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 通所施設の活動についてももちろんですが、ご自宅で生活しているという背景を意識しながら利用者さんに関わっていくためには、どうしたらよいのか学んでいきたいと思っています。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 個性あふれる利用者さんが多く、一緒に活動を行うことによって私自身も楽しんでいます!就職活動では、大変なことも多く辛くなってしまうこともあると思いますが、ご自身がやりたい!と思った気持ちを忘れず、頑張ってください。

指導科 B3病棟 渡邉さん(福祉)

1)仕事内容を教えてください

指導科B3病棟 渡邉さんの写真
指導科 B3病棟 渡邉さん(福祉)

 センター内にある医療型障害児入所施設において、食事・更衣・入浴などの日常生活における生活支援全般を行っています。
 また、未就学児の日中活動の展開、行事等の企画・実施などを通して、入所児の発達に繋げていけるよう他職種とも連携しながら日々業務を行っています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 知的発達に課題 のあるお子さんへの支援はこれまでにも経験がありましたが、身体障害も併せて持つお子さんとの関わりは初めてでした。イメージとして、感情の表出が少なかったり、ゆっくりなのだろうと思っていましたが、実際はイメージよりも感情等の読み取りが難しいなと感じました。しかしながら、注意深く関わったり、継続して関わることでそれぞれの表出の仕方がわかり、“楽しい”を共有できるようになりました。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 感情や意思表出が思うようにできないお子さんが多く、支援者としてそれぞれの想いを汲み取ることができないときに難しさを感じることがあります。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 お子さんの言動の理由がわからないときに、自分なりに仮説を立てて対応を試行錯誤していく中で、お子さんのニーズに合った対応ができた時は嬉しく思います。いつも上手くいくわけではないため、その都度考えることが楽しく、やりがいを感じます。
 また、お子さんの施設のため、様々な成長を間近で感じることができることは仕事をする上での励みにもなります。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 支援に絶対的な正解やゴールはないと思うので、常に“なんでだろう”と考えながら、入所されているお子さんの発達や豊かな生活に繋げていけるためのアイデアの引き出しを1つでも多く持ち、意図的に関わっていけるようになっていきたいです。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

是非一緒にたくさんの“なんでだろう”を繰り返しましょう!
頭を悩ませることを楽しみましょう!

指導科 小林さん(心理)

1)仕事内容を教えてください

指導科 小林さんの写真
指導科 小林さん(心理)

 主に知的能力・発達の評価と相談業務を担当しています。

 外来では、生後数か月~成人までの利用者さんに知能検査・発達検査を行ったり、定期的に心理面接を行ったりしています。保育の時間にも参加し、1歳~3歳のお子さんの様子を見させていただいて、親御さんと一緒にできたことや変化したことを見つけるお手伝いをしています。
 院内では、入院病棟・入所病棟を担当しています。幼児~成人の利用者さんたちと一緒に楽しめる活動を行う中で、どのようなことなら能力的にできて楽しめるか・嫌かなどについて情報収集して、余暇活動や今後の支援に役立てています。必要に応じて病棟の利用者さんに対して心理面接をすることもあります。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 入所の療育施設だと、利用者さんとコミュニケーションが全く取れないのではないか、利用者さんの生活や業務が単調でつまらないのではないかと考えていました。
 入職してみると、利用者さんはご本人なりのサインやジェスチャーで伝えてくれることもあり、少しずつやり取りができるようになりました。北療育医療センター(以下、北療)では、定期的な遠足やドライブのほかに、誕生会、花火大会、オータムフェスタ、お楽しみ会などなど、想像よりはるかにイベントが多く驚きました。   
 利用者さんも楽しみにしているイベントが多く、一緒に楽しんで実施しています。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 これまでの精神科病院・クリニックの仕事では、患者さんと言葉でやり取りすることが多かったのもあり、北療に来てからは利用者さんとのコミュニケーションの仕方に慣れるまで時間がかかりました。利用者さんのジェスチャー、発声の様子、表情、質問してから返事を待つまでの時間の長さなど、これまでの言葉でのやりとりと違って最初は戸惑いましたが、利用者さんご自身や先輩職員に教えてもらいながら分かるようになったことも増えたように思います。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 以前は思春期~大人の方に、カウンセリング・心理検査・デイケアなどを通じて、主に困った状況・課題を改善していく支援に当たっていました。
 北療では、お子さんや利用者さんと関わらせてもらう中で、「言葉が出てきた」「みんなと一緒の場にいられるようになった」「これまでとは違うもの・活動に興味が出てきた」など、日々の成長や変化を間近に感じられるのが嬉しいです。利用者さんのできることや好きなことを活かして、今後の生活をどう充実させていくか考える支援に携われるのがやりがいだと感じています。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 引き続き、目の前のお子さん・利用者さんがどのような方か知る技術や、どのような支援や工夫があるとより生活が充実するのか関わる技術を学んでいきたいと思います。他の専門職と連携の際に、どのようなコンサルテーションができると支援が広げていけるのかも学びたいと考えています。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 北療での仕事は、日常の細かな変化や嬉しかったことなど、生活場面や生活に近い部分の出来事を利用者さんと一緒に積み重ねていき、生活を充実させる支援に携われるのが魅力だと思います。みなさまと一緒に働けるのを楽しみにしております。

訓練科 田中さん(理学療法士)

1)仕事内容を教えてください

訓練科 田中さんの写真
訓練科 田中さん(理学療法士)

 子どもと遊びながら、運動発達を促す手伝いをしています。成人した方の機能維持・改善の支援にも努めています。現在は外来や入所している方々を担当していますが、1人1人の状況を見ながら、ご本人や親御様が笑顔になるようチーム全体でアプローチしています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 療育分野に関わる前は、特別なスキルが必要で難しいだろうな・・というイメージがありましたが、実際働いてみると利用者様の笑顔やちょっとした変化がとても嬉しく感じられ、理学療法の勉強はもちろんのこと、利用者様を支えたいという気持ちが強くなっていきました。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 取り巻く環境や将来的な見通しに配慮して進めていく必要があるため、幅広い視点での考え方を持たないとならず、私の頑張りどころです。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 担当している方の成長や変化をふと見られたときは自分のことのように嬉しく、パワーをもらえます。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 センターを利用する様々な方に対して、柔軟に対応できる力を身に付けていきたいと思っています。目の前に生じる課題に対してその都度向き合っていきたいと思っています。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 私自身成人分野での経験がありますが、療育は利用者様や親御様との関わりの中で自分自身が成長できる分野だと感じています。前職場でも療育に携わっていましたが、北療はチームで取り組む体制があり科内には経験豊富な先輩方が数多くいるため、気軽に相談できありがたく感じています。
 根気の要る仕事ですが、携わりたいと考えている方は一緒に頑張りましょう!

看護科 A1病棟 長谷部さん(看護師)

1)仕事内容を教えてください

A1病棟 長谷部さんの写真
看護科 A1病棟 長谷部さん(看護師)

 配属は小児の重症心身障害児の医療病棟です。1人ひとりに必要な医療・看護・保育・リハビリなどの療育サービスの提供を行っています。利用者のほとんどが重症心身障害児(者)で医療依存度が高く、人工呼吸器装着・気管切開・経管栄養・頻回な吸引などの呼吸管理及び全身管理が必要なので、その支援をしています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 前職が、公営機関の通園療育施設でしたので、入都前より発達障害児や重症心身障害児とは触れ合う経験がありました。前職の通園では、家庭外での成長発達に重きを置いていたので、施設での生活支援はそれほど多くなく、基本的に本人が新しいことにチャレンジする場でした。反対に北療育医療センターでは保護者の介護休養目的での利用が多いので、家庭内での援助の継続が主になります。その点が違うので、慣れるまでは視点の切り替えが大変でしたが、今は楽しく仕事させていただいています。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 各家庭のニーズをしっかりと受け止めることができているのか、また、利用者本人が安全に安楽に過ごすことができているのか、など、コロナ禍で家族との情報共有の場が入退院時のみのため、コミュニケーションが難しいですが、こればかりは回数を重ねていくしかないと思って取り組んでいます。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 ここに来て初めて利用者さんが笑顔で対応してくださったときはとても嬉しかったです。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 認定看護師など、プロフェッショナルな資格に興味があります。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 療育は奥が深く、そして広く、とてもやりがいがある仕事です。利用者さんの小さな変化からわかることがたくさんあり、コミュニケーションがとれるようになるととても仕事の達成感に繋がるため、少しでも興味があれば、是非従事することをお勧めいたします。

看護科 A1病棟 近藤さん(看護師)

1)仕事内容を教えてください

A1病棟 近藤さんの写真
看護科 A1病棟 近藤さん(看護師)

 主に医療を提供する小児科病棟で、重症心身障害児(者)の患者様へ、痰の吸引や胃瘻からの栄養剤注入などの医療的ケア、食事介助や清拭などの日常生活援助を行っています。

2)障害者分野・療育分野の就職前のイメージと就職後の実際はどうでしたか

 就職前は重症心身障害児(者)の方と接したことがなく具体的なイメージが全くありませんでした。就職後は、医療病棟ということもあり、人工呼吸器を常時使用していたり1日に何度も痰の吸引が必要であったりと状態の変化に注意の必要な患者様も多く、医療的ケアの重要性や医療者の責任の重さを感じています。

3)仕事で難しいと思ったこと、困ったこと、悩んだことを教えてください

 自分の状態を言葉で説明できない患者様が多く、体調が悪くても表情などにもあまり出ない方もいます。患者様がどのような状態にあり何が必要なのか、まだ自分では判断が難しく、先輩方に日々相談しながらその方や状況にあった対応方法を学んでいます。

4)仕事で嬉しかったこと、感動したこと、やりがいを感じたことを教えてください

 患者様への関わり方のコツや以前からの様子を先輩職員から聞いたり、その児にあった接し方を考えながらケアをしています。ほとんど反応がないと思っていた患者様の小さな快・不快の反応が分かったとき、少し心が通じたと感じ、また自分の成長も感じられ嬉しく思いました。

5)これから仕事の中で経験したいこと、学びたいことを教えてください

 コロナ禍で面会が中止されていることもあり患者様のご家族と接する機会がまだほとんどありません。今後、入退院時の対応を経験する事で、ご家族の関わり方や想いも取り入れ、より個別性に配慮した看護ができるようにしていきたいです。

6)療育分野に従事することを目指している方にメッセージをお願いします

 一般の病院では退院後の患者様に関わる機会はなかなかありませんが、北療育医療センターでは、短期入所・短期入院などで定期的に入院される方も多くいます。一人ひとりの患者様に長期的に関わることができ、子供たちの成長を見守っていけることも療育分野の魅力の1つだと感じています。

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このページの担当は 東京都立北療育医療センター事務室(庶務担当) です。

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