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こころの健康

こころの健康の要素

 「こころの健康」は、人がいきいきと自分らしく生きるために重要であり、生活の質にも大きく影響します。「こころの健康」には、いくつかの要素があります。

具体的には、

    ・自分の感情に気付き、それを表現できること(情緒的健康)
    ・その時々の状況に応じ適切に考え、問題解決ができること(知的健康)
    ・他の人や社会と建設的で良い関係を築けること(社会的健康)
    ・人生の目的や意義を見いだし、主体的に自分の人生を選択できること(人間的健康)

    があげられます。

 こころの健康を保つためには、ストレスに立ち向かう抵抗力(ストレス耐性)を高めて、ストレスに上手に対処することが大切です。「適度な運動」「バランスのとれた食事」「十分な休養」はストレス耐性を高めます。

平成28年の東京都の調査では、日常生活でイライラやストレスを「しばしば感じる」、「たまに感じる」人は、約7割となっています。
<イライラやストレスの有無>
イライラやストレスの有無の割合
こころのゆとりを「持つことができている」人も約7割で、約3割の人は心のゆとりを持つことができないと回答しています。
<こころのゆとり>
こころのゆとりを持つ人の割合

「健康と保健医療に関する世論調査(平成28年10月~11月調査)」(東京都生活文化局)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/03/07/01.html

「イライラする」、「だるい」、「食欲がない」など、体の注意信号を感じたら、こころが疲れているかもしれません。まずは、自分のストレスに気が付くことが大切です。

リーフレット「こころの健康づくり~まずはストレスについて考えてみましょう~」

 ストレスを回避する方法には、「モノの見方・考え方を変える」「周りにサポートを求める」「自分を上手に表現する」「一人になる時間をつくる」などがあります。日頃から、家族や友人をはじめ、地域や職場で話しやすい関係(つながり)をつくり、ストレスや不安をためずに話す機会を持つことで、ストレスを減らすことができます。
 また、ストレス解消を積極的に行うことも効果的です。友人と楽しくおしゃべりをする、好きな所に出かけるなど、自分に合った気分転換でリラックスすることを心がけましょう。

 ストレス解消を心がけても、気分が落ち込む、何をするのもおっくう、眠れないなどの症状が出ている時は、抱えている問題が大き過ぎるか、問題に対処する力が低下しているかのどちらか、または両方である可能性があります。そんな時は1人で抱え込まず、問題に応じて医師やカウンセラーなど専門家の力を借りる必要があります。電話相談窓口もあるので早めに相談してみましょう。

相談窓口等(どこに相談したらいいのかわからないときはこちら)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/tokyokaigi/madoguti/index.html

精神保健福祉相談(心の不安や悩みなど)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/tokyokaigi/madoguti/seishin.html

周囲の人のこころの不調に早めに気付く方法

こころの不調は、自分ではなかなか気付きにくいものです。また、気付いたとしても「家族や職場に心配かけたくない」と、1人で悩みを抱え込んでしまうことも少なくありません。そのため、周囲の人が「いつもと違う」という変化に早めに気付くことが重要です。
 家庭での「気付き」のポイントとしては、
・「朝早く目覚めてしまう・夜中に何度も目が覚めて眠れない・寝付きが悪い」などの睡眠の変化
・「食欲がない・食欲が急に増えた・体重が減った、または増えた」という食欲や体重の変化
・「何事にも悲観的」「イライラして落ち着きがない」「新聞やテレビを見なくなった」
などがあります。
職場(上司や同僚)での「気付き」のポイントとしては、
・遅刻・欠勤が増えた
・ミスや事故が増えた
・周囲との会話が減った
・表情が暗い・元気がない
などがあげられます。
 このように「いつもと違う」という気付きや対応が、こころの問題の早期発見や早期対応に役立ちます。日頃から身近な人の「いつもの状態」を把握して、互いにサポートしあえる関係を築いておくことも大切です。「何かいつもと違うようだ」と感じたら、声をかけ合い、必要に応じて専門的な支援などにつなげるようにしていきましょう。

※身近な人の悩みに「気づき、受けとめ、つなぎ、見守る」人のことをゲートキーパーといいます。

詳細はこちら↓

ご存知ですか?ゲートキーパー

●東京都の自殺総合対策に関する情報についてはこちらをご覧ください。  

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