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コロナ禍でも受けよう!がん検診・健診

新型コロナウイルス感染症の不安から、
がん検診や健診の受診を控えようとしていませんか?
健康を守るためには、
がん検診と健診の「定期的な受診」が大切です

がん検診

がんは日本人の2人に1人が生涯のうちに罹患すると言われており、誰でもがんに罹る可能性があります。がんは初期段階では症状がないことが多いことが特徴です。がん検診を定期的に受診し、早期発見・早期治療することにより、多くの方は助かることが分かっています。
 しかし、コロナを理由に受診を見送り、次の受診までの期間が空いてしまうと、早い段階で発見できたはずのがんが進行した状態で見つかる可能性が高くなります。
 がん検診は受診対象年齢や受診間隔が決められています。
 コロナ禍であってもがん検診は定期的に受診することがとても重要です。

健診(健康診断・健康診査)

健診(健康診断・健康診査):イメージ

健診には、職場で行われている定期健康診断や、40歳以上の人に対して行う特定健康診査などがあります。これは自分の健康状態や、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病のリスクがあるかどうかを調べるために行います。(がんの発見を目的に行うものではありません)
 健診の結果、生活習慣病のリスクがあれば生活習慣を改善し、発症予防及び重症化予防に取り組むことが大事です。そのためにも、健診を定期的に受診し、自分の体の状態を把握しておくことがとても重要です。

がんや生活習慣病はコロナの収束を待ってくれません。
 がん検診や健診の受診を控えることは、がんや健康上のリスクの早期発見の機会を逃してしまう可能性があります。コロナ禍で健康を見つめなおす今だからこそ、がん検診と健診を受診しませんか?
 がん検診・健診の受診が「大切な命」、そして「大切な人」を守ることにつながります。コロナで外出自粛が求められているときも、がん検診・健診の受診は「不要不急の外出」には該当しませんので必ず受診しましょう。

自覚症状がある場合には、検診・健診を待たずに、速やかに医療機関を受診しましょう。
 また、検診・健診の結果、要精密検査や要治療と判定された場合には、必ず精密検査のために医療機関を受診しましょう。

がん検診や健診の会場では、
新型コロナウイルス感染症対策を徹底していますので
安心して受診しましょう

検診・健診会場における感染対策

検診・健診会場における感染症対策:イメージ

検診・健診会場は、新型コロナウイルス感染症対策のためのガイドラインに基づいて感染対策を徹底し、コロナ禍でも安心して検診・健診を受診していただけるための環境確保に努めています。

  • 3密(密閉・密集・密接)を回避
    (受診者間の距離の確保、予約数・予約時間の調整による受診時間の分散)
  • 会場で受診者が触れる検診・健診のための機器や共用部分などを消毒液により清拭
  • 室内換気の徹底
  • 受診者と職員の適切な距離の確保
  • 職員のマスク着用の徹底
  • 受付時の受診者の健康状態の確認(問診・体温測定)
  • 職員の体調管理、検診前後の手指消毒

受診される方へのお願い

受診者へのお願い:イメージ

安心・安全な検診・健診は、実施する側の対策と、受診される方の協力が揃って実現します。受診に際しては、新型コロナワクチンを接種された方であっても、次の感染対策にご協力をお願いいたします。

  • 体温測定を行い、風邪症状や37.5度以上の発熱、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がないことを確認
  • マスクの着用
  • 会場への入場・退場時、検診・健診中の手指消毒や手洗い
  • 受付時間を守り、密集・密接を防ぐこと

がん検診の受診促進のための普及啓発ツール

がん検診の受診促進のための普及啓発ツール:イメージ

多くの都民の皆様ががん検診の重要性を理解し、検診を定期的に受診して頂くために、東京都では、普及啓発用の動画・リーフレット・ポスターなどを作成しています。

区市町村や職場などのがん検診を担当している方などが、住民、従業員そして顧客の皆様に検診の受診を促す際の普及啓発ツールとして、ぜひ御活用ください。

がん検診普及啓発用広報媒体

withコロナ時代の健康づくりガイド

定期的な検診・健診受診と並行して、日頃からの健康づくりに取り組むことが大切です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、こころやからだに不調や変化は出てきていませんか?
以下サイトでは、コロナ禍の日常生活においても負担感なく実践できる健康づくりのポイントを紹介しています。
withコロナ時代にも、「今、できること」から健康づくりに取組んでいきましょう。

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