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薬は用法・用量を守って正しく使いましょう!

薬物依存というと、多くの人は覚醒剤や大麻といった違法薬物を連想するかもしれません。
しかし、違法薬物だけではなく、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬でも、誤った使い方をすれば依存症になることがあります。
近年、10代の若者の市販薬乱用・依存が深刻化してきており、注意が必要です。

市販薬への依存とは

・市販薬に関連する精神疾患で受診する方は増加傾向にあります。
・市販薬の中には、誤った用法や用量で服薬(乱用)し続けることにより依存症になるものがあります。
・急に薬をやめたり減らしたりすると離脱症状があらわれることがあり、不快な離脱症状を和らげるために新たな使用を繰り返しがちになります。
・依存症になると自力ではやめられず、心身の健康や社会経済面などの生活上の支障が出ることがあります。

市販薬に関連する精神疾患で受診する人数
市販薬に関連する精神疾患で受診する人数 出典:東京都立(総合)精神保健センター「市販薬・処方薬の乱用・依存」

どのような人が市販薬に依存しているのでしょうか

・市販薬は10代では最も乱用されている薬物です。
・家族や学校、職場などで周囲に不安や孤独感、生きづらさなどを相談することができず、自分一人で抱え込み心理的に孤立し薬の力を借りて困難を乗り越えようとして、悪循環に陥ってしまうこともあります。


『全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査』のデータを国立精神・神経医療研究センター松本俊彦氏が再解析したもの

どのような成分を含む市販薬に注意が必要ですか

 風邪症状の緩和や、寝つきを改善するなどの市販薬の成分でも、依存に注意が必要なものがあります。市販薬の添付文書等に書かれた成分を確認しましょう。
・エフェドリンやコデイン、メチルエフェドリン、ジヒドロコデイン(風邪薬や鎮咳薬の一部)
・ブロムワレリル尿素(解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬の一部)
・カフェイン(かぜ薬の一部や「エナジードリンク」にも含まれ、飲みすぎに注意)

市販薬依存による影響とは

・長期に大量使用することで身体への悪影響が出現することがあります。
・市販薬への依存が、大麻や覚醒剤などの違法薬物への依存のきっかけになることもあります。

市販薬の乱用や依存からの回復支援

依存症になっても回復は可能です。行為そのものをやめさせることばかりに目を向けず、行為の背景にある不安や孤立、孤独などの解決が不可欠です。依存の対象は入れ替わることもあるため、市販薬・処方薬の代わりにアルコールなどに頼ることはやめましょう。
都では、本人や家族等から、匿名でのご相談を受け付けています。
つらい気落ちや困っていることがあれば、一人で抱え込まずご相談ください。

公的な相談機関

東京都立中部総合精神保健福祉センター
〒156-0057 世田谷区上北沢2-1-7
   相談電話:03-3302-7711(平日9時から17時)
 担当地域:港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区
東京都立精神保健福祉センター
〒110-0004 台東区下谷1-1-3
   相談電話:03-3844-2212(平日9時から17時)
 担当地域:千代田区、中央区、文京区、台東区、墨田区、江東区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区、島しょ地域
東京都立多摩総合精神保健福祉センター
〒206-0036 多摩市中沢2-1-3
   相談電話:042-371-5560(平日9時から17時)
 担当地域:多摩地域全域

精神保健福祉センターとは
主に以下の3つの活動を行い、精神保健福祉法によって各都道府県に設置することが定められている施設のことです。

  • 地域住民を対象に、心の健康の保持と向上を目的として、相談を受けるとともに、広報誌やイベント等で広報普及啓発活動を行う。
  • 心の病を持つ人の自立と社会復帰を目指して、社会に適応していく力をつけるために指導と援助を行う。
  • 精神保健福祉に関する専門的機関として、地域の保健所や関係機関の職員を対象とする研修や、連携や技術協力・援助をとおして地域保健福祉の向上のための活動を行う。

精神保健福祉センターは心理や福祉の専門家が秘密厳守で相談を受け付けています。安心してご相談ください。


お問い合わせ

このページの担当は 健康安全部 薬務課 麻薬対策担当(03-5320-4505) です。

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