このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
現在のページ 東京都福祉保健局 の中の 環境・衛生 の中の 環境・衛生施策 の中の 化学物質対策 の中の 内分泌かく乱物質化学物質調査 の中の 平成11年度 東京都内湾における魚貝類の内分泌かく乱化学物質調査結果 のページです。

本文ここから

平成11年度 東京都内湾における魚貝類の内分泌かく乱化学物質調査結果

平成12年3月27日
衛生局

 衛生局は、内分泌かく乱作用を有すると疑われている化学物質について、環境中の残留状況を詳細に把握することを目的に、東京都内湾に生息する魚貝類の実態調査を実施した。
 なお、今年度から検査項目にベンゾフェノンを加えるとともに、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジシクロヘキシル及びフタル酸ジエチルについて昨年度より検出感度を上げて分析を実施した。

1 調査方法

(1) 採取時期

魚類:平成11年9月11日から14日まで、貝類:平成11年10月15日

(2) 採取地点

東京都内湾の5地点(隅田川河口、荒川河口、多摩川河口、中央防波堤外側2カ所)

(3) 調査生物(検体)

スズキ、ボラ、コノシロ、ムラサキイガイ各10検体、計40検体

(4) 検査項目

検査項目は下表のとおり。

番号 物質名 内訳
2 PCB PCB
18 DDT o,p'-DDT、p,p'-DDT
19 DDE、DDD o,p'-DDE、p,p'-DDE、o,p'-DDD、p,p'-DDD
33 トリブチルスズ トリブチルスズ
34 トリフェニルスズ トリフェニルスズ
36 アルキルフェノール類 4-t-ブチルフェノール、4-n-ペンチルフェノール、4-n-ヘキシルフェノール、4-t-オクチルフェノール、4-n-オクチルフェノール、4-n-ヘプチルフェノール、ノニルフェノール
37 ビスフェノールA ビスフェノールA
38 フタル酸ジ-2-エチルヘキシル フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
39 フタル酸ブチルベンジル フタル酸ブチルベンジル
40 フタル酸ジ-n-ブチル フタル酸ジ-n-ブチル
41 フタル酸ジシクロヘキシル フタル酸ジシクロヘキシル
42 フタル酸ジエチル フタル酸ジエチル
46 ベンゾフェノン ベンゾフェノン

2 調査結果

(1) PCB

PCBは、全ての検体(0.02~0.29ミリグラム/グラム)から検出された。

(2) DDT

o,p'-DDTは、ボラ1検体(0.001ミリグラム/グラム)から検出された。
p,p'-DDTは、40検体中14検体(0.001~0.008ミリグラム/グラム)から検出された。

(3) DDE、DDD

o,p'-DDEは、コノシロを除く40検体中22検体(0.001~0.005ミリグラム/グラム)から検出された。p,p'-DDEは、全ての検体(0.002~0.028ミリグラム/グラム)から検出された。
o,p'-DDDは、スズキ3検体(0.001~0.002ミリグラム/グラム)から検出された。p,p'-DDDは、ムラサキイガイを除く40検体中25検体(0.001~0.008ミリグラム/グラム)から検出された。

(4) トリブチルスズ

トリブチルスズは、40検体中29検体(0.001~0.080ミリグラム/グラム)から検出された。

(5) トリフェニルスズ

トリフェニルスズは、40検体中35検体(0.001~0.021ミリグラム/グラム)から検出された。

(6) アルキルフェノール類

全ての検体から検出されなかった。

(7) ビスフェノールA

全ての検体から検出されなかった。

(8) フタル酸ジ-2-エチルヘキシル

全ての検体から検出されなかった。

(9) フタル酸ブチルベンジル

全ての検体から検出されなかった。

(10) フタル酸ジ-n-ブチル

全ての検体から検出されなかった。

(11) フタル酸ジシクロヘキシル

全ての検体から検出されなかった。

(12) フタル酸ジエチル

全ての検体から検出されなかった。

(13) ベンゾフェノン

全ての検体から検出されなかった。

(14) その他

検出された化学物質について、採取地点別の検出状況をまとめたところ、採取地点における化学物質の検出状況に大きな差は認められなかった。

3 まとめ

(1) PCB、DDT、DDE、DDD、トリブチルスズ及びトリフェニルスズについては、前回の調査に引き続き魚貝類から検出された。検出状況については、昨年度と比べ大きな差は認められなかった。また、検出された化学物質は、採取地点別の検出状況に大きな差は認められなかった。
(2) 今回、検査項目に新たに追加したベンゾフェノンは、調査した全ての魚貝類から検出されなかった。
(3) フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジシクロヘキシル及びフタル酸ジエチルは、今回、昨年度より検出感度を上げて分析したが、調査した全ての魚貝類から検出されなかった。

4 今後の対応

今回の調査結果により、PCBやDDTなどが魚貝類から検出され、依然として環境中に残留していることが確認された。都は、今後、検出されたこれらの化学物質について、その推移を把握していくとともに、他の化学物質についても、国等の調査結果を参考に、調査の実施を検討していく。

お問い合わせ

このページの担当は 健康安全部 環境保健衛生課 調査担当(03-5320-4493) です。

本文ここまで

ローカルナビゲーションここから

内分泌かく乱物質化学物質調査

ローカルナビゲーションここまで

以下 奥付けです。