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チャタテムシとシミ

ともに室内で見つかり、人に不快感を与えます。
大きな害はありません。

チャタテムシ

体長1ミリメートルほどの淡黄色~淡褐色をした小さな虫で、よくダニと間違えられます。
どこの家庭でも見られますが、小さいのであまり気がつきません。
成虫・幼虫ともカビや動植物質の細片を食べ、やや湿度の高い環境を好みます。
乾燥食品につくこともありますが、食品をボロボロにすることはありません。
ふつうに見られるのは小さくて翅のないコナチャタテ類ですが、ときどき、大型でよく飛ぶ有翅チャタテムシ類が室内で発生することがあります。
新築家屋や高湿度の場所で発生し、やはりカビを好みます。

 
写真1 チャタテムシ(ヒラタチャタテ)

 
写真2 チャタテムシ(拡大写真)

 
写真3 翅のあるチャタテムシ(体長 2ミリメートル)

シミ

体長は最大で10ミリメートルくらい。
銀灰色~銀黒色で長い触角と尾毛をもち、すばやく走りまわります。
押入など暗い場所を好み、でんぷん質や動植物質の細片を食べます。
糊づけされた壁紙や布などを食害することがありますが、あまり大きな害はありません。

 
写真4 シミ(ヤマトシミ)

防除

コナチャタテ類は屋内で普通に見られる虫です。
大量に発生した場合は殺虫剤で駆除しますが、完全に防除するのは困難です。
通風と乾燥、掃除などの基本的な環境対策を行い、個体数を増やさないようにしましょう。

お問い合わせ

このページの担当は 健康安全部 環境保健衛生課 指導担当(03-5320-4391) です。

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