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おさらいしてみる!お酒のこと。
Check 5 自分に合ったお酒との付き合い方って?

お酒を健康に楽しく飲むためのポイント、
お酒の量を減らすためのポイントをチェック!

ショーコ

適度な量の飲酒のためには、4つのポイントがあります。

アルコール代謝能(アルコールを分解する力)は人それぞれですが、健康においしく飲むためのポイントを紹介します。

ポイント1:お酒を飲むなら「料理も一緒」に

食べながら飲むことで、急激な血中アルコール濃度の上昇を抑えることができます。
ただし、アルコールは食欲を増進することがあるため、食べすぎには注意が必要です。おつまみは、脂肪や食塩の多いものを控え、栄養バランスと食事量を考えて、摂取エネルギーを抑えましょう。

ポイント2:「楽しく」飲む 

笑顔で飲むお酒は、仲間との語らいの潤滑油となるでしょう。一方で「うさ晴らしの酒」は歯止めが効かなくなることがあり、身体的にも精神的にも危険です。お酒以外にも、運動や音楽、読書、アロマテラピーなど、気晴らしになる方法を見つけましょう。

ポイント3:自分のからだを「大切に」飲む

どんなにお酒が強い人でも飲みすぎると健康を害してしまいます。人生を通しておいしくお酒を飲むためには、「ムダなお酒を飲まない!」を合言葉に、「適度な飲酒量を守る」「休肝日を作る」など自分に合ったお酒との付き合い方を見つけてみましょう。

ポイント4:定期的に「健康診断」を受けましょう

定期的に健康診断を受け、飲みすぎていないか、肝機能の状態をチェックしましょう。特にアルコールの濃いお酒を好む方は、上部内視鏡検査(胃カメラ)を定期的に受けるなど、のどから食道のがんに気をつけてください。

自分に合ったお酒との付き合い方をするためにもポイントがあります。

飲酒による健康への影響はわかっているけれども、「付き合いで酒席を断ることができない」「急にお酒を控えることは難しい」などということもあるかもしれません。お酒の量を減らし、自分に合ったお酒との付き合い方をするためのポイントを紹介します。

①酒席での工夫点

  • ・料理も一緒に食べる
  • ・小さいコップで飲む
  • ・コップを空にしない
  • ・お酒の強い人のそばに座らない
  • ・2杯目以降はノンアルコールに切り替える
  • ・ゆっくり飲む
  • ・水やお茶を一緒に注文する

②日常の心得

  • ・夜○時以降は飲まないと決めておく
  • ・休肝日を決めておく
  • ・お酒以外の楽しみや気晴らしを見つける
    (ジョギングや水泳などの運動でリフレッシュする、音楽や読書、アロマテラピーでゆったり心と体をほぐすなど)
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