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食用ふぐの種類とその可食部位(その2)

ネズミフグ

ネズミフグ

【可食部位】筋肉、皮、精巣
【特徴】体の表面には多数の長い可動性の棘がある。背面・体側・ひれに小黒点が散在。腹面に小黒点はない。全長80センチメートルになる大型種。
【分布】沖縄、全世界の熱帯域
【その他】市場にはほとんど入荷されない。

ハコフグ

ハコフグ

【可食部位】筋肉、精巣
【特徴】体は骨質の固い甲羅で棘はない。背部の側方と腹部の側方に左右それぞれ1隆起線がある。
【分布】本州中部以南の暖海
【その他】市場には活魚として若干入荷される程度である。

ナシフグ

ナシフグ

【可食部位】 筋肉※1、精巣※2
【特徴】 胸びれ後方上部に黒紋があり、周囲が白く菊の花のように形どられている。背面・腹面ともに小棘はなく、平滑である。全長30センチメートルの小型種。
【分布】瀬戸内海、九州西岸、黄海、東シナ海
【その他】 ※1 有明海、橘湾、香川県及び岡山県の瀬戸内海域で漁獲されたものに限る。
※2 有明海及び橘湾で漁獲され、長崎県が定める要領に基づき処理されたものに限る。

参考文献

・一般社団法人東京都食品衛生協会:ふぐ取扱責任者教本(2023年)

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