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東京iCDCにおける変異株スクリーニング検査について

都内のN501Y変異株スクリーニング検査の実施状況

東京 i CDCでは、都内での変異株の発生状況を把握するため、昨年12月に「新型コロナウイルスのゲノム解析に関する検討チーム」を立ち上げ、東京都健康安全研究センター(以下、「健安研」という)や民間検査機関等において、都内における遺伝子変異の有無のスクリーニングを進めています。


※検査実施数及び陽性例の数は、健安研及び民間検査機関等の件数を合算しています。

N501Y変異株、E484K単独変異株、L452R変異株について

<N501Y変異株>

主にアルファ株、ベータ株、ガンマ株の3つをいいます。それらは、共通してN501Y変異をもっていますが、アルファ株以外についてはE484K変異も伴っています。

N501Y変異株は、感染力や病原性、免疫逃避能(ベータ株、ガンマ株)が従来の株よりも高いといわれています。

 
<E484K変異単独変異株>

N501Y変異を持たず、E484K変異のみをもつ株のことをいいます。
 
<L452R変異株>

L452R変異をもつ株のことをいいます。インドで患者が増加している変異株(B.1.617系統)では、L452Rが単独で変異を有するもの(デルタ株)と、L452Rの他にE484Q変異を伴うもの(カッパ株)が確認されております。

 

出典)
・第39回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月16日)

  資料4 新型コロナウイルス感染症(変異株)への対応等
 

・感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第9報)6/11(国立感染症研究所)

都内の変異株の発生割合(東京都健康安全研究センターによる調査)

新型コロナウイルス変異株の都内での発生動向を把握するため、健安研では、L452R変異株だけでなく、E484K単独変異株やN501Y変異株の検査も行っています。変異株の広がり状況をいち早く捉え、効果的な対応につなげていきます。

N501Y変異株の脅威

N501Y変異株は、人間の細胞表面の受容体に、ウイルスがくっつきやすくなるかどうかを決める主要なタンパク質(スパイクタンパク)を構成するアミノ酸の1つである501番目のアミノ酸が変異し、ウイルスが受容体にくっつきやすくなることで、「感染力が高くなっている」と言われています。

海外では、N501Y変異株は、従来株と比べて、実行再生産数は1.43倍から1.9倍であり、死亡リスクは1.55倍上昇すると報告されています(※1)。

また、国立感染研究所による国内感染例の解析では、実行再生産数は、平均で従来株に比べて1.32倍だったと報告されています(※2)。

※1「日本国内で報告された新規変異株症例の疫学的分析(第1報)」 国立感染症研究所より

※2「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について(第9報)」国立感染研究所より

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お問い合わせ

このページの担当は 感染症対策部計画課(03-5320-4254) です。

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