「風しんの追加的対策」について
「風しんの追加的対策」の概要
【対象】
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性
【目標】
(1)2022年12月までに、対象世代の男性の抗体保有率を85%に引き上げる
(2)2024年度末までに、対象世代の男性の抗体保有率を90%に引き上げる
【追加的対策のポイント】
特に抗体保有率が低い、1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に
生まれた男性に対し、
1. 予防接種法に基づく定期接種の対象とし、全国で原則無料で定期接種を実施
2. ワクチンの効率的な活用のため、まずは抗体検査を受けていただくこととし、
補正予算等により、全国で原則無料で実施
3. 事業所健診の機会に抗体検査を受けられるようにすることや、夜間・休日の
抗体検査・予防接種の実施に向け、体制を整備
~「風しんの追加的対策」の実施期間が3年間延長されました~
風しんの追加的対策については、2018年7月以降、特に、大都市圏を中心に風しんの患者数が増大したこと等を受け、風しんの感染拡大を防止するため、2022年3月31日までの間に限り、これまで風しんにかかる予防接種を公的に受ける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性(以下「対象者」という)を対象とした「風しんの追加的対策」を実施しているところです。
本対策の対象者の抗体保有率を、2021年7月までに85%、2022年3月までに90%に引き上げるという当初の目標の達成が困難であることから、第57回厚生科学審議会感染症部会及び第46回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(令和3年12月17日開催)において、風しんの追加的対策の目標の期限の2025年3月末までの延長が了承されました。
※「対象者の42歳~59歳の男性」とあるのは、令和3年度時点の年齢になります。
厚生労働省作成リーフレット(2022年2月)(PDF:440KB)
お知らせ
”風疹ゼロ” プロジェクト宣言(公益社団法人日本産婦人科医会)について
【概要】
■風しん抗体検査・第5期風しん定期接種のクーポン券を受け取ったすべての方へ
(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性です)
2019年から妊婦への風しん罹患のリスクをなくすための大切な対策が続いていますが、
まだ75%の方が検査を受けていません!
〇風しんをゼロにするために検査を受けましょう。
〇職場等では、対象の方が検査・予防接種を受けられるよう特段の配慮をお願いします。
なお、クーポン券を紛失した場合は、再発行についてお住まいの自治体にご相談ください。
参考:2022年“風疹ゼロ”プロジェクト宣言(公益社団法人日本産婦人科医会)
風しん抗体検査事業
≪国が行う緊急風しん抗体検査事業(2025年3月31日まで)≫
定期予防接種を受ける機会がなく、抗体保有率が他の世代と比べて低い世代を対象とした時限的な対応(2025年3月31日まで)になります。詳細は、厚生労働省のホームページをご確認ください。
厚生労働省ホームページリンク(緊急風しん抗体検査等事業)
1.検査の対象者
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までに生まれた男性
ただし、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、
当該予防接種を行う必要がないと認められる者は除く。
※抗体検査の結果、抗体価が十分でない場合(国の基準。HI法の場合、抗体価8倍以下。)には、
第5期定期予防接種を受けることができます。
2.手続き
原則として、お住まいの区市町村から送付されてくるクーポン券を使用し、対象の医療機関で
受診します。
なお、お住まいの区市町村により、対応が異なる場合がありますので、詳細につきましては
直接お住まいの区市町村へお問合せください。
3.実施医療機関
クーポン券を使用し、抗体検査を実施する場合は、厚生労働省ホームページに掲載されている
医療機関で受診をしてください。
※医療機関により、抗体検査を実施する曜日や時間帯が決まっていたり、
対象となる方に制限があったりする場合がありますので、受診前に電話等で確認することを
お勧めします。
※当該事業により、クーポン券を使用し、抗体検査を実施する場合は、お住まいの地域以外の
医療機関においても受診することができます。
(後述の都及び区市町村が実施する事業とは異なります。)
風しんに関する追加的対策区市町村担当部署一覧(2022年4月時点)(PDF:132KB)
≪都が行う風しん抗体検査事業≫
≪特別区及び保健所設置市(八王子市・町田市)が行う風しん抗体検査事業≫
検査の対象者、手続き、実施医療機関等につきましては、お住まいの区市にお問い合わせください。
東京都の風しん抗体検査・区市町村担当部署の一覧(2022年4月時点)(PDF:161KB)
風しん予防接種事業
≪国が行う第5期定期予防接種(2025年3月31日まで)≫
定期予防接種を受ける機会がなく、抗体保有率が他の世代と比べて低い世代を対象とした時限的な対応(2025年3月31日まで)になります。詳細は、厚生労働省のホームページをご確認ください。
厚生労働省ホームページリンク(第5期定期予防接種)
1.第5期定期予防接種の対象者
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までに生まれた男性
ただし、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、
当該予防接種を行う必要がないと認められる者は除く。
※HI法の場合、抗体価が8倍以下の場合、定期予防接種の対象となる。
2.手続き
原則として、お住まいの区市町村から送付されてくるクーポン券を使用し、対象の医療機関で
受診してください。
なお、お住まいの区市町村により、対応が異なる場合がありますので、詳細につきましては
直接お住まいの区市町村へお問合せください。
3.実施医療機関
クーポン券を使用し、第5期定期予防接種を実施する場合は、厚生労働省ホームページに
記載のある医療機関で受診をしてください。
※医療機関により、第5期定期予防接種を実施する曜日や時間帯が決まっていたり、対象となる方に
制限があったりする場合がありますので、受診前に電話等で確認することをお勧めします。
※当該事業により、クーポン券を使用し、第5期定期予防接種を実施する場合は、お住まいの地域以外の
医療機関においても受診することができます(後述の都及び区市町村が実施する事業とは異なります。)。
風しんに関する追加的対策区市町村担当部署一覧(2022年4月時点)(PDF:132KB)
≪区市町村が行う先天性風しん症候群発生防止対策事業≫
検査の対象者、手続き、実施医療機関等につきましては、お住まいの区市町村にお問い合わせください。
東京都の風しん抗体検査・区市町村担当部署の一覧(2022年4月時点)(PDF:161KB)
関連リンク
(1)風しんについて(厚生労働省)
(2) 厚生労働省ホームページ(風しんの追加的対策について)
(3)予防接種が推奨される風しん抗体価について(HI法・EIA法)(厚生労働省)
(4)風しんとは(国立感染症研究所)
(5)先天性風しん症候群とは(国立感染症研究所)
(6)風しんQ&A(国立感染症研究所)
(7)九都県市共同での風しん対策について(防災首都圏ネットワーク)
(8)職場における風しん対策ガイドライン(国立感染症研究所)
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お問い合わせ
このページの担当は 感染症対策部 防疫・情報管理課 防疫担当 です。
