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子どもの麻しん風しん予防接種について

定期予防接種の概要

麻しん及び風しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチンの接種は個人でできる有効な予防方法です。麻しん及び風しんは予防接種法の対象疾患とされており、区市町村が予防接種を実施しています。

対象者

第1期 1歳以上2歳未満
第2期 5歳から7歳未満で小学校入学前1年間(いわゆる幼稚園・保育園の年長児)

いずれも、麻しん風しん混合ワクチン(MR)ワクチンを1回接種します。
接種券は区市町村から送付され、接種可能な医療機関も指定されています。
詳しくは、お住まいの区市町村の窓口にお問い合わせください。

定期予防接種の機会を逸失してしまった方へ

一部の区市町村では、定期予防接種の機会を逸失してしまった方への接種の費用助成を実施しています。
実施している自治体については下記リンクをご参照ください。(対象年齢等の条件有り)

定期接種を逃した方等への麻しん風しん予防接種助成事業 区市町村情報ページ

麻しん風しん定期予防接種 リーフレット

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。

こちらのリーフレット(PDF:685KB)はダウンロードして使用可能です。

麻しん風しん定期予防接種接種率(東京都)

接種率が低下しています!

都内のワクチン接種状況(MRワクチン)
接種率 令和元年度 令和2年度 令和3年度
第1期(1歳以上2歳未満) 96.4% 99.1% 93.9%
第2期(小学校入学前の1年間) 92.7% 94.0% 93.2%

流行を防ぐためには、第1期、第2期ともに95%以上の接種率を保つことが望ましいとされています。
2回の接種を忘れずに受けましょう。

全国の接種状況は厚生労働省の麻しん風しん予防接種の実施状況のページをご参照ください。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。麻しん風しん予防接種の実施状況(厚生労働省)

麻しんについて

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。ウイルスによる感染症は、風邪のウイルスや、水痘(みずぼうそう)、風しん、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など、様々なものがありますが、麻しんはその中でも特に注意が必要な感染症の一つです。高熱や発疹といった主たる症状のほか、脳炎や肺炎等の重篤な合併症を引き起こす場合もあり注意が必要です。

主な感染経路は、空気(飛沫核)感染です。患者が咳やくしゃみをすると、周囲に麻しんウイルスを含むしぶきが飛び散り、微小なしぶきに含まれたウイルスがしばらく空気中を漂います。このウイルスを含んだ空気を吸った人たちに感染する恐れがあります。

感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。

麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチンの接種は個人でできる有効な予防方法です。ワクチンを接種し、免疫をあらかじめ獲得しておくことが重要です。このため、麻しんは予防接種法の対象疾患とされており、区市町村が予防接種を実施しています。

麻しん(はしか)に関する基礎知識や予防接種についての情報をQ&A形式でまとめています。
麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

風しんについて

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。一般的には「三日はしか」とも呼ばれ、春から初夏にかけて多くみられます。2~3週間の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節の腫れといった症状がでます。風しんは基本的には重症化せず回復していく疾患ですが、関節炎、血小板減少性紫斑病、急性脳炎などの合併症を発症することもあり、注意が必要です。ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15%から30%程度いるといわれています。また、一度感染すると、大部分の人は生涯風しんにかかることはないといわれています。学童から思春期に多く発生がみられますが、近年では成人での発生も多く報告されています。また、妊娠初期の女性が感染すると、先天性風しん症候群(CRS)※を起こすこともあります。

※先天性風しん症候群(CRS)
風しんに免疫のない女性が妊娠初期に風しんに感染し、風しんウイルスが胎児に感染することにより、出生児に先天性の心疾患、難聴、白内障等の障害を起こす病気の総称

主な感染経路は、「飛沫感染」で咳やくしゃみなどによって他の人にうつりますが、その際に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。発疹のでる7日前から発疹が出た5日後くらいまでは、周囲への感染力があると考えられていますが、感染力は、麻しん(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。

風しんは麻しんと同様、予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。免疫をあらかじめ獲得しておくことが重要であるため、予防接種法の対象疾患とされており、区市町村が予防接種を実施しています。

風しんに関する基礎知識や予防接種についての情報をQ&A形式でまとめています。
風しんに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

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お問い合わせ

このページの担当は 感染症対策部 防疫・情報管理課 防疫担当 (03-5320-5892) です。

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