新型コロナワクチンの有効期限の延長について
有効期限の設定について
ワクチンの有効期間は、一定期間ワクチンを保存した場合に品質が保たれるかについて、当該ワクチンを製造・販売する企業において集められたデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。
このため、一度有効期間を設定した後であっても、当該企業において、引き続き、より長くワクチンを保存した場合に品質が保たれることについてデータが集められれば、そのデータに基づき、薬事上の手続きを経て、有効期間が延長されることがあります。
ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンの有効期限について
- ファイザー社ワクチン(12歳以上用)については、-90℃~-60℃で保存する場合の有効期間が12か月に延長されました。
- ファイザー社ワクチン(5~11歳用)については、-90℃~-60℃で保存する場合の有効期間が12か月に延長されました。
- 上記の詳細については、 ファイザー社ワクチン及び武田/モデルナ社ワクチンの有効期限の取扱いについて(令和4年4月22日付け事務連絡 厚生労働省発出)(PDF:392KB)をご確認ください。
- なお、武田/モデルナ社ワクチンについては、令和3年11月12日付けの厚生労働省の事務連絡により、 -20℃±5℃で保存する場合の有効期間が9か月に延長されています。
有効期限延長に伴う取扱いについて
延長前の有効期間を前提とした有効期限(最終有効年月日)が印字されているワクチンも、現在、流通し、使用されています。
ファイザー社ワクチン(12歳以上用)及びファイザー社ワクチン(5~11歳用)については、有効期間を12か月として、武田/モデルナ社ワクチンについては、有効期間を9か月として、取り扱って差しつかえないとされています。
このため、接種済証に貼られたワクチンシールに印字されたワクチンの「最終有効年月日」が接種日より前の日付になっていることがありますが、上記により有効期限が延長されているロットについては、延長後の有効期限内であれば接種して差しつかえないとされておりますので、ご安心ください。
ファイザー社ワクチン(12歳以上用)について
有効期限が延長されているロットについては、ファイザー社ワクチン(12歳以上用)の有効期限について(PDF:570KB)(厚生労働省の事務連絡 別添1)をご確認ください。
- 有効期限が2022年2月末まで又はそれ以前となっているワクチンについては、有効期間が6か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より6か月長くなります。
- また、上記別添1中「有効期間9か月のロット一覧」に掲げるロットNoのワクチンは、有効期限が9か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より3か月長くなります。
ファイザー社ワクチン(5~11歳用)について
有効期限が延長されているロットについては、ファイザー社ワクチン(5~11歳用)の有効期限について(PDF:533KB)(厚生労働省の事務連絡 別添2)をご確認ください。
- 有効期限が2022年5月31日まで又はそれ以前となっているワクチンについては、有効期間が6か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より6か月長くなります。
- また、上記別添2中「有効期間9か月のロット一覧」に掲げるロットNoのワクチンは、有効期限が9か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より3か月長くなります。
武田/モデルナ社ワクチンについて
有効期限が延長されているロットについては、武田/モデルナ社ワクチンの有効期限について(PDF:534KB)(厚生労働省の事務連絡 別添3)をご確認ください。
- 有効期限が2022年3月1日まで又はそれ以前となっているワクチン(No3004733のロットを除く)については、有効期間が6か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より3か月長くなります。
- また、上記別添3中「有効期間7か月のロット一覧」に掲載されているワクチンについては、有効期間が7か月であるという前提で印字されていますので、実際の有効期限は印字されている有効期限より2か月長くなります。
参考(ワクチンの有効期限に関するQ&A)
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お問い合わせ
このページの担当は 東京都福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課(電話03-5320-7182) です。
