ご自宅で療養される妊娠中の方へ
(令和5年5月7日をもって本事業は終了しました。)
東京都では、新型コロナウイルス感染症と診断された妊産婦のうち、ご家庭の事情等により自宅療養となる方に対して、安心して地域で療養できるよう、公益社団法人 東京都助産師会(以下、東京都助産師会と記します。)と連携し、助産師による健康観察事業を行っています(令和5年5月7日まで)。
本事業は、保健所等からの依頼を東京都助産師会が受け、東京都助産師会所属の地域の助産師が毎日、電話やオンラインにより、自宅療養中の妊娠中の方の体温や酸素飽和度等の測定値を確認するほか、お腹の張りがないかなどの健康観察を行います。
また、妊娠中の方の体調や相談等を踏まえ、必要に応じて助産師が自宅を訪問し、直接お話しを伺いながら、健康状況等を確認いたします。
妊娠中の方で保健所からの連絡がない場合は、最寄りの保健所にご相談ください。
なお、日本産婦人科学会、日本産婦人科医会より、自宅で療養している妊娠中の方については、新型コロナウイルス感染症の症状に関して、まず、以下の健康観察を行うよう周知しています。
(1)呼吸状態、心拍数や呼吸数の計測
(2)体温
(3)パルスオキシメーター(サチュレーションモニター)をお持ちの場合は、酸素飽和度(血液内の酸素の量:SpO2)
◎自宅療養中の妊婦の方で以下の症状等がある場合には、かかりつけの産婦人科の医師もしくは保健所に連絡してください。
(1)1時間に2回以上の息苦しさを感じる時
(2)トイレに行くときなどに息苦しさを感じるようになった時
(3)心拍数が1分間に110回以上、もしくは呼吸数が1分間に20回以上の時
(4)安静にしていても酸素飽和度(SpO2)が93~94%から1時間以内に回復しない時
◎自宅療養中の妊婦の方で以下の症状等がある場合には、すぐに救急車を要請してください。
(1)息苦しくなり、短い文章の発声も出来なくなった時
(2)酸素飽和度(SpO2)が92%以下になった時
お問い合わせ
このページの担当は 感染症対策部 防疫・情報管理課 保健所連携支援担当(03-5320-5880) です。
