東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会 第9回市民公開講座「妊孕性温存とがんゲノム」
東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会では、令和3年11月14日(土曜日)に、第9回市民公開講座をオンライン講義形式で開催しました。
講義の動画をYouTubeで公開していますので、ぜひ御覧ください。
主催:東京都福祉保健局、東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会
後援:(公社)東京都医師会、(公財)がんの子どもを守る会、(NPO)日本小児がん研究グループ(JCCG)、(一社)AYAがんの医療と支援のあり方研究会、(認定NPO)シャイン・オン・キッズ
妊孕性温存とがんゲノム
「妊孕性温存」・「がんゲノム」という言葉を聞いたことはありますか?
- 「妊孕性(にんようせい)」とは、「妊娠するための力」のことをいいます。がん治療において、妊孕性が低下してしまい、治療後に子供を授かることが難しくなる場合があります。近年、不妊治療の技術を応用して、治療後の妊娠・出産の機能を治療前に残す「妊孕性温存」という方法が普及してきました。
- 「がんゲノム」とは、がん細胞に生じている遺伝子の変化を調べ、その特性に合った標的治療薬(効きやすいと考えられる薬)の選択に加え、有望な臨床研究や治験をどこで受けられるのかについて探索する個別化医療のひとつです。
それぞれ専門の医師を講師に招き、基礎的な知識について解説しています。
妊孕性温存に関する基礎知識
講師:東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科 准教授 石川智則 先生
生殖機能(妊孕性)温存に関する都の取組について
講師:東京都福祉保健局医療政策部 歯科担当課長 田村道子
がんゲノムに関する基礎知識
講師:東京大学医学部附属病院 小児科学教室 教授 加藤元博 先生
お問い合わせ
このページの担当は 医療政策部 医療政策課 がん対策担当(03-5320-4389) です。
