年度選択記事

PR情報

東京都では、FC東京と連携して、味の素スタジアムでPR活動を展開しました!/横浜国立大学やセブンイレブン・ジャパン、他多数企業の取り組みもご紹介

~東京都の取組紹介~

■FC東京と連携して、味の素スタジアムでPR活動を展開しました

 東京都は、より多くの都民の方にヘルプマーク・ヘルプカードを認知いただくため、昨年12月12日(土)に味の素スタジアムで開催された2020明治安田生命J1リーグ第31節FC東京vsサンフレッチェ広島にて、ヘルプマーク・ヘルプカードのPR活動を行いました。
 この活動は、従来から「スポーツ文化の振興や地域社会の発展への貢献」に力を入れてきたFC東京に、ヘルプマーク・ヘルプカード普及活動の趣旨にご賛同いただくことで、2014年から毎年行っているものです。
 試合前・ハーフタイムには、ヘルプマークのPR動画が大型映像設備で放映され、当日配布されたマッチデープログラムにもヘルプマークの広告が掲載されました。また、スタジアム内のコンコースでは、来場者にFC東京マスコットの「東京ドロンパ×ヘルプマーク」のコラボグッズ(ミニタオル)を配布するなど広くPRしました。
 当日の観客動員数は9,755人となっており、多くの方にヘルプマーク・ヘルプカードについて知っていただく機会となりました。
 東京都では、今後も公共交通機関をはじめとする各所での普及啓発活動と併せて、多くの方が来場するイベント催事におけるPRブース出展や広報活動を続けていく予定です。

東京都の取り組み

写真協力:©FC東京

~様々な企業・団体の取組紹介~

■株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 店舗従業員を対象にヘルプマーク啓発活動を実施

 株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、全国約21,000店舗のセブン‐イレブンのバックルームに、『フレンドリーポスター』を毎月掲示しております。2020年12月号(12月1日~12月31日掲示)は、「思いやりのある接客を心がけましょう」をテーマとした内容でした。
 店舗にはたくさんのお客様が来店されます。一人ひとりのお客様の立場にたった接客をしていくなかで、全従業員に障がい者のマークの種類や内容を知っていただくことを目的に取組みを実施しました。
 今後もお客様が安心して買い物ができる環境づくりを目指し、ヘルプマークの啓発に貢献してまいります。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパンの取り組み

■株式会社三越伊勢丹アイムファシリティーズ 社内マニュアルで「ヘルプマーク」を全従業員に周知

 株式会社三越伊勢丹アイムファシリティーズは、おもに商業施設のビルメンテナンス業務を受託しています。
 ご来店されるお客さまや施設で働いている皆さまが、より安全・安心・快適に過ごしていただけるよう、「ユニバーサルな応対」について記載したサービスマニュアルを作成し、従業員全員への周知と日々の業務での実践に努めています。
 マニュアルの中では「へルプマーク」について紹介し、このマークを身につけている方をお見かけした際の応対を具体的に紹介し、心地良いサービスやサポートをご提供できるよう取り組みを進めています。

株式会社三越伊勢丹アイムファシリティーズの取り組み

■横浜国立大学 「横浜国立大学ヘルプカード」を作成し障がいのある学生の修学を支援

 横浜国立大学では、障がいのある学生の修学支援の一つとして横浜国立大学ヘルプカードを作成しました。東京都福祉保健局の標準様式を参考にしながら、個に応じた支援情報を書き込めるように工夫しました。また、特別な支援を必要している学生と障がい学生支援室で話し合いながら作成していくようにしました。
 ヘルプカードを一緒に作成していくことで、それぞれに多くの気づきが得られるとともに、課題解決に向けた取組みが推進される大きなきっかけになると考えています。今後、ヘルプカードを災害時や緊急時に活用することに加えて、ちょっとした機会にも利用することで相互理解が進み、豊かなキャンパスコミュニティが醸成されることを期待しています。ヘルプカードをはじめ、バリアフリーにつながるさまざまな取組みを推進していくことで、みんなで助け合い、みんなで生きていく社会の実現や、その人材の育成を図っていきたいと考えています。

横浜国立大学の取り組み

■アルケア株式会社 オストメイトの方に向けた情報誌でヘルプマークを紹介

 アルケアは、ストーマを造設したオストメイトの方々に向けた情報誌を発行しており、2020年12月、お役立ち情報として「ヘルプマーク」を取り上げ、全国のオストメイトの方々に向けて発信しました。
 「ストーマ」とは、病気などを原因に手術によって腹部に造設した排泄物(便や尿)の排泄口(人工肛門・人工膀胱)のことで、ストーマを造設した人のことを「オストメイト」と言います。オストメイトの方は排泄のコントロールができないため、排泄物を溜めるストーマ装具を常に腹部に貼りつけて生活しています。
 ストーマは内部障害であり、外見から障害があることはわかりません。また、排泄に関わる障害のため、とてもデリケートな面を持つ障害でもあります。そのため、急なストーマ装具交換などでオストメイトの方にも対応した多目的トイレを利用したい場合でも、一見して障害があるようには見えないため、周囲の目を気にして利用を控える方もおられるようです。
 外見からは障害の有無がわからないオストメイトの方々がヘルプマークを持つことで、援助や配慮が必要であることが一般の方からもわかりやすくなり、オストメイトの方々が少しでも安心して外出できるようになるためのお役立ち情報として、情報誌の中で「ヘルプマーク」の紹介をしました。

アルケア株式会社の取り組み

 アルケアは、1965年に国産初のストーマ装具「ラパック」を開発して以来、ストーマを造設したオストメイトの方が使うストーマ装具の製造販売をするとともに、情報誌の発行(1976年~)やイベント開催など情報・サービス提供を行ってきました。
 事業創業から55年目となる2020年、改めて「オストメイトの方の自分らしい未来あしたを応援する」を活動テーマに掲げ、オストメイトの方々の生活が充実した毎日となるような商品開発、情報・サービス提供を続けてまいります。

■日本空港ビルデング株式会社 羽田空港第1・第2ターミナルの施設にヘルプマークを掲示

 当社は施設管理運営業として羽田空港第1・第2ターミナルを建設・管理運営を行いお客さまに安心、快適にお過ごしいただける旅客サービスの提供を行っております。
エアポートコンシェルジュによるお身体の不自由な方やご高齢の方、配慮を必要とされる方への「介助サービス」は、多くのお客さまにご利用いただいております。最近では、空港をご利用のお客さまの中においてもヘルプマークを所持されている方をお見掛けする機会が増えております。
当社は、東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、国内各地における、様々なバリアフリー推進の機運向上にあわせて、2019~2020年に第1・第2ターミナル1階バス乗車券カウンター(4か所)をリニューアル、2020年12月に発達障がいや知的、精神障がいのある方等がご利用いただく「カームダウン・クールダウン」(4か所)を新設し、それぞれにヘルプマークを掲示いたしました。
当社はCS理念として、「訪れる人に安らぎを、去り行く人にしあわせを」を掲げております。
ヘルプマークの掲示により、お手伝いや配慮を必要とされる方がより安心して羽田空港ターミナル施設をご利用いただけるよう取組んでおります。
今後も羽田空港をご利用いただくお客さまにご満足いただけるよう、引き続きハード、ソフトの両面のサービス向上に取組んでまいります。

日本空港ビルデング株式会社の取り組み

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