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(公社)日本てんかん協会(波の会) タグ型ヘルプマークを付録したオリジナルおくすり手帳を全国配布

 てんかんは、全国に約100万人の患者さんがいる脳の慢性疾患です。身体がピクンとするものから倒れてしまうものまで、さまざまな発作症状があります。症状は十数秒から数分で治まりますが、いつ現れるかは分かりません。救急車を呼ぶ必要などはめったにありませんが、街中で現れてしまった際には周りの人に心配をかけてしまうことが多くあります。
 日本てんかん協会(波の会)では、てんかんのある人も治療の主体として、自分の飲むくすりや発作症状のようすなどを記録するためのおくすり手帳を作成し、全国の当事者・家族に配布しました。今回は、このおくすり手帳にタグ型のヘルプマークを付録しました。カバンなど、周囲から目に付きやすいところに付けるようにしています。このタグの裏面には、「慢性疾患があること」、「すぐに救急車は呼ばずに様子を見て欲しいこと」、「おくすり手帳の中に症状の説明と主治医の連絡先が記されていること」、などを記載しています。
 もし街中で、このタグ型のヘルプマークを付けた人が困っていたら、皆さんも声がけと様子の観察・記録をお願いします。

(公社)日本てんかん協会(波の会)の取り組み

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