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企業の取り組み

アルケア株式会社 オストメイトの方に向けた情報誌でヘルプマークを紹介

 アルケアは、ストーマを造設したオストメイトの方々に向けた情報誌を発行しており、2020年12月、お役立ち情報として「ヘルプマーク」を取り上げ、全国のオストメイトの方々に向けて発信しました。
 「ストーマ」とは、病気などを原因に手術によって腹部に造設した便や尿の排泄口(人工肛門・人工膀胱)のことで、ストーマを造設した人のことを「オストメイト」と言います。オストメイトの方は排泄のコントロールができないため、便や尿を溜めるストーマ装具を常に腹部に貼りつけて生活しています。
 ストーマは内部障害であり、外見から障害があることはわかりません。また、排泄に関わる障害のため、とてもデリケートな面を持つ障害でもあります。そのため、急なストーマ装具交換などでオストメイトの方にも対応した多目的トイレを利用したい場合でも、一見して障害があるようには見えないため、周囲の目を気にして利用を控える方もおられるようです。
 外見からは障害の有無がわからないオストメイトの方々がヘルプマークを持つことで、援助や配慮が必要であることが一般の方からもわかりやすくなり、オストメイトの方々が少しでも安心して外出できるようになるためのお役立ち情報として、情報誌の中で「ヘルプマーク」の紹介をしました。

アルケア株式会社の取り組み

 アルケアは、1965年に国産初のストーマ装具「ラパック」を開発して以来、ストーマを造設したオストメイトの方が使うストーマ装具の製造販売をするとともに、情報誌の発行(1976年~)やイベント開催など情報・サービス提供を行ってきました。
 事業創業から55年目となる2020年、改めて「オストメイトの方の自分らしい未来あしたを応援する」を活動テーマに掲げ、オストメイトの方々の生活が充実した毎日となるような商品開発、情報・サービス提供を続けてまいります。

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