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就労/進学・復学コース(デイケア)

就労や進学・復学を目指す方が対象です。通所により、それぞれの目的に合わせて体力や集中力、職業準備性の獲得、再発予防に向けた知識の習得、コミュニケーションのスキルアップなどを目指します。
目的別、疾患別に下記のコースがあります。各コースとも就労/進学・復学コース(デイケア)のプログラムの中から、一人ひとりの状況により適切なものを組み合わせて参加します。必要に応じて、復職コース(作業訓練)のプログラムも利用します。
利用期間は最大で、うつ病ワークトレーニングコースは6カ月、その他のコースは1年です。

<うつ病ワークトレーニングコース>

うつ病や躁うつ病などのために失職してしまった方が自信を回復し、再び就労を目指すための専門コースです。対象年齢は50歳以下です。

<ワークトレーニングコース>

主に統合失調症など精神障害の方で、就労経験はあるが現在は仕事をしておらず、今後再就労を目指す方が対象のコースです。対象年齢は50歳以下です。

<プレワークトレーニングコース>

主に統合失調症、うつ病などの方で、発症後初めての就労を目指す方、就労したが長続きしなかった方を対象とした、就労に向けたコースです。楽しみながら集団の場に慣れ、就労に必要な集中力や知識を身につけます。対象年齢は50歳以下です。

<ASAPワークトレーニングコース>

知的な遅れはない発達障害の方を対象とした、就労支援コースです。
専門プログラムで職場で求められるコミュニケーションなどを練習し、就労を目指します。対象年齢は50歳以下です。
※ASAP(アサップ:Autism Spectrum disorder Assistance Program)は、当センターの発達障害支援プログラムの愛称です。

<リターンスクールコース>

進学・復学を希望するうつ病や躁うつ病、統合失調症の方を対象としたコースです。学校生活で必要な、集団でのコミュニケーションや集中力などのリハビリテーションを行います。対象年齢は30歳以下です。

<ASAPリターンスクールコース>

進学・復学を希望する知的な遅れはない発達障害の方を対象としたコースです。学校生活で必要な、集団でのコミュニケーションや集中力などのリハビリテーションを行います。対象年齢は30歳以下です。

就労/進学・復学コース(デイケア)のプログラム(例)

・SST(社会生活技能訓練):ロールプレイを通じて、対人関係を円滑に行うための技能を学びます。
・ASAP-SST:発達障害の方向けのSSTです。周囲の人とうまく生活していくための会話マナーを中心としたスキルを学びます。
・AH-CBT:ADHDの方向けの認知行動療法プログラムです。障害特性について理解を深め、生活する上での工夫を考えます。
・自立支援セミナー:講義や話し合いにより、病気についての理解を深め、不調についての対処法を学び、自立に向けた生活スキルやマナーを身につけます。
・ETIF(統合技能運動療法):ヨーガやその他のスポーツを通して、体力をつけたり心身の調子を整えます。
・G-Work:グループでパソコン入力などの作業課題に取り組みながら、協調性や積極性を養います。
・集中力養成講座:就労・進学に向けて学習課題に取り組みます。
・ジョブガイダンス:就労に必要な知識や考え方を身につけます。
・ASAP-CBT:発達障害の方向けの認知行動療法プログラムです。自分の対人関係の特徴に気づき、自分なりの社会とのかかわり方を身につけます。
・アート:講師に指導してもらい、手工芸・絵画などの創作活動を行い、集団に慣れます。
・就労サポートセミナー:一般就労を含め、求職活動や就労場面で求められる具体的な知識、技能を総合的に学習します。
・ASAP-JOB:仕事上の心構えや、特性に合わせた作業のやり方、必要なビジネスマナーなどを学びます。
・BWT(ベーシックワークトレーニング):木工など実際の作業を通して、職場での対人技能を学びます。ASAP-JOBと隔週に実施し、ASAP-JOBで学んだことを実践します。
・PEG-CBT:主に統合失調症、うつ病の方向けの認知行動療法プログラムです。疾病について理解し、自分なりの社会とのかかわり方を身につけ、対処法を学びます。
・GA(グループアクティビティー):外出行事や調理等を通して、集団で活動する時のふるまいを学びます。
・CODY:高次脳機能障害の方向けのプログラムです。脳トレや教材等を使った訓練、調理、スポーツなどを行います。

お問い合わせ

このページの担当は 中部総合精神保健福祉センター 生活訓練科 です。

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