東京都
医療的ケア児
支援ポータルサイト

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ライフステージごとの支援

 医療的ケア児とご家族を支えるため、ライフステージに応じて様々なサービスや支援者がいます。
 また、相談支援事業所や各区市町村の保健センター等に、地域において医療的ケア児への支援を総合調整する「医療的ケア児等コーディネーター」が配置されている場合がありますので、ご相談ください。

就学までの時期

未就学児期

ここでは、一般的な流れをご紹介します。

日中の居場所はどんなところがある?

 未就学児期の育ちの場は、障害福祉サービスの利用や保育所等が挙げられます。お子さんが楽しく成長できる場を地域の保健師さんや相談支援専門員さんにも相談して検討していきましょう。
 また、小学校入学に向けて少しずつ準備を進めていく時期でもあります。就学期の情報も少しずつ集めていきましょう。

障害福祉サービスを利用するには?

 障害福祉サービスを利用する場合は、申請が必要です。お住まいの区市町村へお問合せください。

<障害福祉サービス>

  • 児童発達支援
    日常生活における基本的動作の指導や、独立自活に必要な知識技能の付与、集団生活への適応のための訓練を行います。
  • 居宅訪問型児童発達支援
    重度の障害等により外出が困難な児童の居宅を訪問し、日常生活における基本的動作の指導や、独立自活に必要な知識技能の付与、生活能力の向上のための訓練を行います。
  • 保育所等訪問支援
    保育所等を利用中の障害児(または利用予定の障害児)の利用する保育所等を訪問し、集団生活への適応のための専門的な支援を行います。

保育所や幼稚園を利用するには?

 保育所等の施設の利用に必要な手続きについては、お住まいの区市町村へお問合せください。

<保育事業>

  • 保育所(認可保育所)
    保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設です。
  • 認証保育所
    大都市の特性に着目した東京都独自の認証基準を満たし、都が認証した認可外保育施設です。
  • 認定こども園
    ①就学前の子供を、保護者の就労の有無にかかわらず受け入れ、幼児教育・保育を一体的に提供する機能、②地域における子育て支援を行う機能を備え、都道府県等の認可または認定を受けた施設です。
  • 家庭的保育事業(0歳児から2歳児まで)
    家庭的保育者の自宅等で、5人以下の小人数を対象に保育を行います。
  • 小規模保育事業(0歳児から2歳児まで)
    定員6人から19人の少人数を対象に保育を行います。
  • 居宅訪問型保育事業(0歳児から2歳児まで)
    保育を必要とする未就学児の居宅において、家庭的保育者による保育を行います。
  • 事業所内保育事業(0歳児から2歳児まで)
    従業員の子供のほか地域の子供を一定割合以上受け入れて保育を行います。
  • 幼稚園
    3歳以上の幼児を対象として,幼児を保育し,適当な環境を与えて,その心身の発達を助長することを目的とする学校であり,小学校以降の生活や学習の基盤を培います。

就学に向けて知っておきたいこと

  • 就学相談

    日常生活の中で知的発達に遅れがみられたり、体が不自由であったり、聞こえや見え方に障害があったり、ことばの遅れがあったり、情緒が不安定であったり、体が弱い等、ご自分のお子さま、あるいはお知り合いのお子さまの教育の場のことで、お悩みやご心配のある方は、まず、お住まいの区市町村教育委員会の相談窓口に、電話又は直接窓口に行ってご相談ください。お住まいの地域の区市町村教育委員会では、障害の内容に応じて、お子さまのことについて一緒に考え、学校の紹介等を行います。

  • ※参考:東京都教育委員会ホームページはこちら

未就学児期の支援

主な相談先

  • お住まいの区市町村の保健所、保健センター
  • お住まいの区市町村の障害福祉担当課
  • お住まいの区市町村の保育所・幼稚園を担当する部署、教育委員会
  • 東京都教育委員会
  • 相談支援専門員
  • 医療的ケア児等コーディネーター
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